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ウェン王子とトラ


この本を知っているだろうか?
あまり「有名」ではないのかもしれない。
でも
もしあなたが子供を育てる「親」なのだとしたら・・・
是非読んで頂きたい。
「子供を育てる」ってどういうことなのか。
「愛」ってどういうモノなのか・・・。

表紙のトラはメスのトラ。
自分の子供を人間に殺されたトラの。
そう。人間にはとっても恨みがある。
だから
人間を襲うようになった。
困った王様は占い師の相談をして・・・
その占い師は
「王子をトラに預けることしか方法はない」と話す。

!!!!!

さあ。
お母さん。どうしますか?
あなたの大事な息子をトラに預けますか?
さあ。お父さん。
あなたの大事な息子をトラに預けますか?

そんなお話。

結局
トラに息子を差し出すことになりました。
トラは息子を育てます。←すごいよね・・・

でもね。
息子がトラの古傷に触れてしまいました。
トラが豹変し・・・噛みつこうとしたとき
息子の顔が殺されたトラの子と重なり・・・

涙・・・。

この出来事でより一層2人の間は強くなりました。
そんな表紙です。

こんなこと。ありませんか?
触れられたくないところに触れられるっていやだよね。
でもさ。
それでブロックが外れることもある。
トラはわが子のように息子を育ててくれるけど・・・

さあ。本当のお父さんとお母さんは・・・?

トラから息子を取り戻そうと兵を出してしまいます・・・。

やられたら・・・やり返す。
そういう文化なんですよね。

でもね。
トラは息子を返すんです。

どっちが大人かな。
自分ならどうありたいかな。

こういう事ってよくあると思うんだ。
本当によくある。
じゃあ。どうする?

究極の選択かもしれない。
「子供を天秤にかける」
究極な時ほど・・・自分の弱さが出る。
だから
練習する。
今。できることを精一杯行うこと。
1つ1つ丁寧に向き合う事。

そうすると
「兵を出す」ことをするだろうか。

で・・・
この話には続きがある。
本当に素敵な結末。
これは・・・是非実際に本を読んで頂きたいな。

インスタライブで読もうかな(笑)



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