イケメン戦国THE STAGE~真田幸村編~

最初の戦ステ、幸村編。全ての始まりのSTAGEです。
公演期間:2017年4月19日(水)~23日(日) 全9ステージ
 @銀座 博品館劇場

4月23日(日)昼公演の感想です。

王宮の民ですが、戦ステも観に行ったので感想をば。舞台好きなのでね。
イケミュ(王宮)との違いもちょっと考えてみたり。

愛情こめて作られた作品だとしっかり伝わってきました。
もう楽日だったから、舞台上も客席も温まってて。作品自体も笑いに持っていける雰囲気だからか、ほーんと楽しそうだった。ハプニングさえも楽しい一コマで。
秀吉さんもいじられてて面白かったw
政宗も沢山アドリブ入れてて良かったなぁ。それができるポジションでもあったし、上手く生きてたなと思う。

何よりも殺陣がとにかくすごかった。あの狭い空間で、序盤のほぼ全員?での立ち回りはぶつからないのが奇跡なんじゃないかってくらい。
謙信様のなめらかで速い剣さばき、政宗の二刀流が特に印象的。利き手じゃなくてもあんなに振れるんだねすごい。
謙信様役の方、大衆演劇で女形やってらしたと知って、ものすごく納得。あの流し目とかなるほど。

そして脚本が良かったなぁ。全キャラ出してもとっ散らからず、でもそれぞれの台詞とか見せ場がきちんとあって。
未配信のキャラたちの本編がとても楽しみになったよ!特に三成くんと顕如さん。
あと信長様と秀吉さんの本編もう一回読みたくなった。

三成くんがね、人を斬ってるシーン見てなんだかショックというか、悲しくなっちゃったの。
そりゃあみんな戦うのが当たり前だけど、三成くんて誰かの本編でも刀を持った具体的な戦闘シーンてなかった気がして。(←謙信様本編と、家康とのVSイベに出てきたよと教えてもらいました。記憶になかった💦)
三成くんの信条はどこにあるんだろう。何を思いながら人を斬るんだろう。
その心の内が本当に気になった。
元々戦国ではなんとなく三成くんが一番雰囲気とか好きだったけど、一気に突き上がって来た!天野さん罪深い(笑)

そして曲が色んなシーンでかかるのだが、殺陣の音キッカケにもなってるだろうなと思い。きっと役者さんが後々この曲たちを聴くと、人によって様々によみがえるものがあるんだろうなと。
なんかそういう作品に寄り添った曲を作りたいなと、気持ちを新たに。

あとは、パンフに載っている宮城さん(演出・脚本)のコメントが良いな。演劇を風に例えたお話から衣装のこととか。開演前にこれ読んだから、なんか安心して観てた。
ちなみに衣装は謙信様のが一番好き。

姫ちゃん、振りの手つきが独特というか特徴的?だなと思った。(多分彼女のバックグラウンドの関係)
曲に乗せて想いを伝えるシーンは、曲がかかると入り込む(顔が変わる)んだけど、それが他の演じてるシーンとは違って(別物に)見えちゃったりも。

イケミュのプリンセスはお客さんに愛されるキャラだったけど、戦ステの姫ちゃんはまたちょっと違うのかな…(´-ω-`)ゲームやってても思うけど、ほんとに現代的な感覚の女の子よね。
そもそも戦国はヒロインが向き合うのは武将のみで、常に守られる立場。王宮(イケミュ)は国を守るとか国民のことも考えなくちゃいけなくて、そこが少し違うところなのかなと。守られるだけじゃなくて自分でも強く守りに行く。自主性の違い?だから王宮は好きなのかなぁ。

と話が逸れたけど、その他イケミュの時みたいに気になることはほとんどなくて。素晴らしい仕上がりの作品でした!
あえて挙げるなら、舞台裏を移動する足音が結構響いてたなぁ。あと照明に入れてない時があったような気がしたなー。(でも席が端だったから、それで正解だったのかもしれない。)
私はほんとそのくらいです。

どちらかというと後ろの方の席だったので、全体を見てた感じ。今度は近くでもっと風を感じながら観たいな(*´∀`)

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