![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/152252365/rectangle_large_type_2_ef4bb2ae923cbe420aaa259a996a47f1.jpeg?width=1200)
米不足問題・米余り問題に翻弄される私たち。結局どっちなのか?
1、令和の米騒動(お米不足)
米不足問題がニュースでも話題になっていますが、皆さんのお住まいの地域はどうですか?
米不足の理由は、インバウンドによるお米需要の増加・昨年の猛暑・南海トラフ地震臨時情報の発表による買いだめ etc…色々と言われております。
有難いことに、私の場合は父がお米を育てているので、お米を買うということが基本的にないです。寧ろ、今年はお米を譲る親戚の消費が遅いこともあり、お米が余っている状態。
そして、私の地域では問題なくお米が買える状態です。
(アマゾンや楽天を見ましたが、今のところは買えそうですね)
2、農林水産省の米粉プロジェクト
今年の初めに、農林水産省が米粉のプロジェクトチームを立ち上げたという記事を見ました。
理由は、消費者のコメ離れでお米の需要が減っていると言っていたような・・・?
コメを原料とする米粉の利用を拡大しようと、農林水産省の有志がプロジェクトチーム「米粉営業第二課」、通称「コメニ」を結成し、今月から本格的な活動を始めた。
人口減少や消費者のコメ離れで、主食用米の需要は減少傾向が続く。政府は、輸入に頼る小麦の代替として米粉の利用拡大を打ち出し、米粉用米の需要量を2030年度に13万トンと、現在の約3倍に増やす目標を掲げている。
昨年から、米粉パンを手作りするようになり、米余り問題に注目していたこともあったので、米粉のプロジェクトは「とても興味深い」と思いながら記事を読んだ記憶がありました。
世の中には、小麦粉アレルギーの方が多いので、選択肢の一つとして小麦粉パンの代わりに米粉パンを食べる方も年々増えてきてる印象です。
ちなみに、米粉(こめこ)はお米を細かく砕いて粉状にしたものです。
製菓用だと「米の粉」・パン用だと「熊本製粉 ミズホチカラ」が使いやすくて人気。私も料理やパン作りで愛用しています。
米粉は商品によって、吸水率が変わり替わるのですが、パン作り用に考えられて商品化されているミズホチカラは王道の商品となっています。
3、実は大量のお米が廃棄されている
ところがどっこい!(と言いたくなるので、言ってみました)
昨日の朝日新聞には
「米不足でも、大量のお米が廃棄されている。食品ロス問題」
についての記事が取り上げられていました。
食品工場やスーパーなどから、おにぎりやお米がフードエコロジーセンターに大量に持ち込まれている現状。
食品工場では、発注が来た際にお弁当やおにぎりを作れずに欠品となることを避けるため、多めにお米を炊き余ったお米が回収されているそうです。
4,大量廃棄問題=米不足解消?
2022年度は、お弁当などの売れ残りや客の食べ残しが236万トン。
家庭からは236万トン。
国民一人当たり38kg。
結局、お米は本当に足りていないのか?足りているのか?
どっちなの?と言いたくなります。
食品ロス問題をどうにかできないのでしょうか?
言うのは簡単ですが、この世の中を私一人で変えれるか?と考えると現実問題難しいですが、書いて変わることもあるかもしれない。
という思いを込めて記事を書いております。
5、米不足問題で思い出す、元職場の悲惨な状況
無計画に商品を大量輸入し、在庫過多。
あっという間に商品の賞味期限がきてしまい、赤字だらけのまま商品をさよならしなければならなかったあの時代。全く在庫管理ができない集団。
私が入社した時は「在庫処分」が最大の課題でした。
まっとうな方がマネージャーとなり、少しずつ在庫過多の赤字問題は解消されましたが、何年もかかって大変でした。
ここまで大量に廃棄されているお米があるなら、米不足問題も何とかなる気がする。と思うのは私だけでしょうか?
5、スーパーには、サトウのご飯すらない!
我が家は、秋に新米が収穫できるし、昨年の古米も余っています。
大阪の友人が「お店からお米が消えた」とインスタのストーリーにアップしていたので、東京はもっと大変かな?と思い、東京在住の友人にLINEしました。
「近所のスーパーを探し回ったけど、どこも売ってないの。
とりあえず子供が食べる分はあるけど、サトウのご飯すら売り切れ😢
どうしよう?
とりあえず、オートミールとか食べてるけど、お米の代わりって何?餅か!お餅を食べればいいのか!?!?苦笑」
と、思った以上の非常事態が発生している模様。
びっくりしました。ニュースに煽られて買い占めてる人もいるので、余計にお米が入手できない状況かと思います。
「とりあえず、我が家のお米は譲ることができるのでいつでも言ってね!」
と伝えたら、とても喜んでいました。
6、令和のお米騒動、みなさんはどうお考えですか?
今回の記事に書かなかった情報などもありますが、米不足なのか米余りなのか?何とも言い難い状況なので、一人ひとり思うこと・感じることは違うと思います。
秋に向けて徐々に米不足問題は解消されるということなので、皆さんの心配や不安が早く解消されることを願っています。
7、お米騒動により、改めて感じた感謝の気持ち
毎日、40度近くの猛暑が続いておりますが、私の父は毎日お米の様子を見て、水の量を調整するために田んぼへ出向いております。
色々と作業もするので、汗だくで帰ってきます。
お米を育ててくれる父や亡き祖父のお陰で、私は子供の頃から毎日おいしいご飯を食べることができています。
当たり前に思っていましたが、今回の米騒動で改めて感謝の気持ちを持つようになりました。
この先もこの気持ちを忘れないようにしたいと思います。