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風刺画というアート

ずっと気になっていたWHO IS BANKSY?を見てきた。最近触れた中之島美術館とは違い、有名なものから知らなかったものまで。立体的、平面的、色んなアートを楽しめる。

それはまるで映画のセットのような美術展

と、記載されているように、いわゆる「映え」なアートがたくさんで、ポートレート好きなわたしにとっては「萌える」展示だった。どの作品を見てもプロップスにしか見えない!まるでユニバにありそうな壁だったり、ゴミ箱だったりがあって、テンションが上がった。

入ってすぐの壁の下にいる誰か
ただオシャレに見える壁
斜めに切り取った風景
オズだ!
ゴミ箱1つにしても計算されている
ゴミがリアルである
グラフィティゴミ箱
電話ボックスに入って撮りたかった

2Dだったり3Dだったり、若しくはどっちも融合されていたりと単純に作品としても面白いなぁと思うものが多かった。全てが風刺画であり風刺作品ではあるが。

リアルに再現されたトンネル
誰かのアートの途中なのだろう

確かに映画でも撮れそうなセットである。

マスクをした壁画
見たことあるネズミ
レミゼのコゼットは催涙ガスのせいで涙している

この絵画の左下(写っていない部分)にあるQRコードにYouTubeが紐付けられていた。フランスの移民対応を批判したものだそうだ。フランス北部カレーの移民キャンプでフランス警察が催涙ガスを使う様子を撮影したもの。作品の中に映像を埋め込む手法はなかなか珍しいと感じた。

名もなき作家の作品に手を加えることで、バンクシーの世界になってしまう。
再現されたチンパンジー

ベツレヘムのTHE WALLED OFF HOTELの再現。世界一眺めの悪いホテルまで行かずとも、世界観に触れることができる。

窓越しに現地の映像が見られる

部屋の再現。ホテルであり、アートギャラリーであり、本屋も併設されているそうだ。

リアルな再現
THE MAFIAというページが開かれていた
ホテル前の分離壁のミニチュア
かの有名なシュレッダー事件の作品
Love is in the bin

他にも大きな赤い象がいたり、ジョブスが描かれていたり、テントにネズミがいたりとたくさん作品があったので、是非とも時間がある時に訪れて欲しい。

Anne

バンクシーって誰?展
6月12日(日)まで 
グランフロント大阪
北館 ナレッジキャピタル イベントラボ
土日祝 10:00〜19:00(最終入館18:30)
平日  11:00〜20:00(最終入館19:30)
平日はお得なアフター6割引があるのでオススメ
一般 2200円 
平日アフター6(5/13まで)1200円

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