音楽
私は音楽が好きだ。子供の頃からピアノを習わせてもらったおかげかもしれないが、ずっと音楽の授業が好きで、中学からは吹奏楽部にも入っていた。
何が好きかと聞かれたら、私は過去を思い出す時に一緒にふと思い浮かんでしまうのが音楽だと思っていて、「あの頃」に戻れるところが好きなんだと思う。運動会で使われた曲や、2分の1成人式や卒業式で歌った曲もよく覚えている。
最近になって、なぜ私はこんなにも音楽に心を動かされるんだろうと単純に疑問に思うようになった。でもきっとこの問いに答えはなくて、純粋に楽しいし、聴いている間は一人じゃないと思えるからではないかと思っている。
人生のさまざまな分岐点においていつも音楽はそばにあって、できることなら感謝を伝えたいし、なくならないでほしいものの一つだ。
これまでたくさんの場所や年齢、媒体で音楽に触れてきて、この曲を聴いて良かったと嬉しい気持ちになる。映画を観たり本を読んだりしたあとでももちろんそう思うが、今この音楽を聴いているのは自分自身で、主人公になれるのが素敵なところだと思う。
少し疲れてしまったり、悲しい気分になってしまったりしたときにはぜひ、音楽をかけて自分を大切にしてあげてほしい。辛いのは自分だけではないことに気づけるし、たまに休んでも大丈夫だからだ。
長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。