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病は気から?①
空気も乾燥してきて、漸く寒さが身に染みる待ち遠しかった季節がやってきました。
初めてなので、まずは1ヶ月間ブログ更新を継続してみよう、との目標を掲げ、早2週間が過ぎましたが、話のネタが尽きつつあります。
やりたいことを把握、管理するために始めたブログですが、スキを頂いたり、少なからず読んでくださる方がいると思うと、折角なら為になるような、有益な何かを発信したいな、という気持ちも湧いてくるのです。
また、稚拙ではありますが、言葉を選びながら文章を考えることで、いつか小説を書いてみたいという野望を実現する為の練習にもなると思います。
実は、昨日欠け落ちてしまった歯のことを悩むあまり、頭痛がします。
少し、精神病についてお話ししたいと思います。あくまで、一個人の感想ですので、ご了承くださいませ。
ストレスによる心身の不調は、精神科に行くと病名をつけられます。その病名や症状に基づき、お薬が処方されますね。
お薬を飲むことにより、脳の神経伝達物質の機能がシャットアウトされ、心身の不調は消えたかのような錯覚を覚えます。
しかしこれは、対症療法といい、一時的に症状が良くなっても、根本的に治癒したという訳ではありません。
初めて精神科にかかるとき、様々な質問を受けます。
いつからどんな症状が出始めたか、原因はあるのか否か、家族構成、どのような家庭環境で育ったか、昔から現在にかけての性格の傾向、職場環境など、主にこのような内容です。
これは私が敏感なせいかもしれませんが、話している間、医師は患者をよく観察しているように感じます。きっと、仕草や目線などをチェックしているのでしょう。
これらの質問に対する回答から、病名を導き出してくれます。
私は、4つか5つの病名を言い渡され、お薬も3種ほど処方されました。
この時に私が感じたことは、
「私の性格に、名前つけただけじゃん」です。
私は、昔から人見知りであり、人前に出ることが苦手で恥ずかしく、朝会のスピーチや会議での発言はとても億劫に感じていました。
仕事上で他人と口論になるくらいなら自分が折れますし、輪の中心より、縁の下の力持ちでいたい性格です。また、友人との時間も好きですが、1人の時間もとても大切にしていました。
私はこれを、「内気、内向的、人見知りな性格」と呼んでいますが、医師からすると「対人恐怖症」「全般性不安障害」と呼ぶそうです。(そう診断されました。)
しかし、これって私の性格ですし、当時襲われていた不安や恐怖の発作、食欲不振、嘔吐、失神などの症状を引き起こす直接の原因とは言えないと思うのです。
上記の性格が原因になってしまうのであれば、もうこの性格を治すしかありませんよね。
その性格を治すのに、お薬が果たして効果的でしょうか。
そもそも、性格とは克服ではなく、治療の対象になるのでしょうか。
このような性格が、悪質な職場環境や労働条件と出会ったことにより、心身が疲弊しSOSを発信していた、と解すのが妥当ですよね。
お薬を飲んで症状を一時的に抑えたところで、何の解決にもならないことは言うまでもありません。
まず休息をとること、そして嫌な環境から離れること、少なくとも私にはこの2点が必要でした。
ですが、当時の私は、藁にもすがる思いで処方されたお薬を有り難く飲みました。
これが、悪夢の始まりだとは露知らず。。。
本日はここまでとします。また明日続きを書きたいと思います。
では、さようなら。