「存在が面白い」って最高の褒め言葉。自己肯定感って大事だよねという話。『わたし、定時で帰ります』3話
さて、来週でいよいよ最終回を迎えてしまう『わたし、定時で帰ります』(火曜22時、TBS)。
そんななか、私は3話のレビューを書きますw
3話は、新人の不注意によってクライアントの案件が炎上してしまうというお話でした。
おかげで先輩・上司は休日返上で出勤。「定時帰り」を掲げている主人公・東山結衣(吉高由里子さん)でさえ、休日対応に追われました。それにも関わらず、ミスを起こした当の本人・来栖(くるす)は音信不通…。
来栖「休日だったし。東山さんだって、定時を過ぎたら仕事は終わりっていつも言ってますよね」
これには、私も「いやいや、そうじゃないでしょ!」と突っ込まずにはいられなかったw
叱られると、「じゃあ辞めます」と解決にならない行動をとろうとする来栖に対して、会社では“新人類”と揶揄される様子も描かれました。
でも、彼の行動は、実は“自分の役割”に悩むモヤモヤの裏返し。
そんな彼に対して、結衣が発したコトバが3話ではとても印象に残りました。
「なにより、来栖くんは存在が面白い」
「来栖くんは人として面白い。それだって、立派な役割だよ」
・・・これって、他に代え難い最高の褒め言葉じゃないですか?
すべてを包み込んでくれるような、魔法の言葉のように私には感じられました。
もちろん、どんな人にも価値があり、存在意義がある。
そんなことは分かっているけれど、なかなか他人に対して簡単に言えることではないですよね。(しかも、結果が求められるビジネスの場ではなおさら)
ちょっと話が逸れますが・・・
このあいだ、友人と「私たち、自己肯定感が強いよね」という話になりました。
だから、基本的にポジティブ思考だし、何か辛いことや大変なことが起こっても「なんとかなる」「私ならできる」と思うことができる。
「お気楽だね〜」なんて、笑って話していたのですが、これって本当に親に感謝すべきことだなと改めて思ったんです。
親の育て方のおかげで、たとえ何をしても、逆に何もしていなくても、「愛されている」という実感を疑いなく感じることができた。
だからこそ、自己肯定感が養われて、世知辛い世の中でも私はたくましく生きていけるのだなと。
(養われ過ぎて、自由すぎる人生を送っているかもしれないけどw)
自己肯定感って、大事。
結衣のコトバを受けて、私もそんなコトバをかけられるような人になりたいなと思ったのでした。
ホント、結衣って私の好みだなー。男だったら付き合いたい(←おい笑)
ドラマのラストでは、炎上が最終的にバズに変わるという結果オーライな形でめでたし、めでたし。
最終回を迎える前に、4話以降もレビューしていきます〜!