誰もが安心して参加できるイベントに！アクセシビリティに関する取り組みを紹介
こんにちは！
ダイバーシティ&インクルージョン推進を、組織と人の側面から支援する株式会社An-Nahal（アンナハル）です🐝
3月4日（火）にBAYSIDE GEIHINKAN VERANDA minatomiraiで開催する国際女性デー記念イベント「United Voices for Equality: 共創で更なるアクションを」がいよいよ目前に迫ってきました！
▼イベント詳細・お申し込みはこちら
多様なバックグラウンドを持つすべての参加者が、心地よく安心して参加できる環境をつくることは、D&I推進に欠かせません。今回のイベントでは、「言語」「食事」「子育て」「宗教」「LGBTQ」といった観点をもとに、会場で実施している様々なアクセシビリティに対応しています。
今後、ダイバーシティ&インクルージョンに配慮したイベント運営を検討している方の参考にもなれば嬉しいです。
1. Language free (言葉の壁）
第一部、女性起業家ピッチセッション、クロージングでは英語で実施するため、AI翻訳ツール「ポケトーク カンファレンス」を活用し、多言語に対応しています。参加者は自身のスマートフォンを使い、聞き馴染みのある言語で参加ができます。
また、他分科会でも日本語と英語のバイリンガルモデレーターを起用するなど、より多くの方が言語の壁を感じずにイベントへ参加できるよう工夫をしています。
2. バリアフリー：自由に移動できる環境の実現
会場はバリアフリー設計となっており、車いす利用者の方も安心してご来場いただけます。入り口・動線には段差がなく、エレベーターや多目的トイレを完備。
また、同伴者が一緒に入場・着席できるよう席配置と避難導線も工夫しています。スタッフは常にサポートの体制を整え、どなたでも快適に移動できるよう努めています。
3. ベジタリアン・ハラル対応
参加者の文化的・宗教的な食習慣に配慮し、ハラル対応およびベジタリアン対応のメニューを用意しています。どなたも安心してお食事を楽しむことができ、全員がインクルーシブな環境の中で食事を共有できるよう工夫しています。多様な食のニーズに応えることで、参加者全員の笑顔が生まれる場を目指します。
4. 託児サービス：子連れ参加歓迎
小さなお子様連れでも安心してイベントに集中できるよう、会場内にキッズスペースを設置します。有資格の保育士が常駐してお子様をお預かりいたします。横浜市を拠点に活動する【株式会社ピクニックルーム】の協力により実現したこのスペースで、ママやパパも安心してイベントにご参加いただけます。
株式会社ピクニックルーム代表取締役 後藤 清子氏よりコメント
「そもそもこどもがいるから参加できない」ということではなく、こどもと一緒に参加する、こどももいる場所であるという環境づくりを行います。
また授乳やおむつ替えが必要な方に向けて、NURERY ROOMをはじめ、プライバシーを確保した授乳スペースをご用意しています。簡易的な仕切りやソファ、授乳クッションなどを備え、落ち着いてお世話ができる環境を整えています。
5. 多様なニーズに対応した静音空間の提供
宗教上の理由でお祈りが必要な方のために、静かで落ち着いた専用のお祈り部屋を設置しています。礼拝用マットや静音対策を施したこの空間は、信仰の有無を問わず、すべての参加者が互いに尊重し合える環境作りに貢献します。
また、刺激や音に敏感な方や、不安感・ストレスを感じやすい方などが、一時的に静かな場所で気持ちを整えられるよう、カームダウンルームとしてもご利用いただけます。
6. ジェンダーレス（誰でも）トイレ
会場内に男女別トイレに加え、あらゆる性別に対応した個室トイレを設置しています。LGBTQの方々をはじめ、誰もが自分らしく過ごせるよう気兼ねなく使えるトイレ設備を備えています。
誰もが自分らしくいられる場所は、安心して意見交換ができ、革新的なアイデアが生まれる素敵な空間です。今回のイベントでは、言葉の壁を取り除く工夫やバリアフリーな動線、文化・宗教に配慮した食事、子育て世代へのサポート、そしてLGBTQの方々も安心して利用できるトイレなど、誰もが歓迎されていると感じるインクルーシブな環境作りに注力しました。
こうした取り組みによって、イベント全体のインクルーシブな雰囲気をさらに高めていきたいと考えています。
An-Nahalは、ダイバーシティ＆インクルージョン推進に役立つ情報とヒントをさまざまな方法でお届けしています。
また、ダイバーシティ&インクルージョンに関わる研修・コンサルティングを提供しています。
自社での導入を検討したいという方はお気軽にお問い合わせください。
