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社会問題に立ち向かう、あるナチュールワインのはなし。

昔と違って、お酒なら何でも飲む!という志向から、美味しいワインを飲むために普段はノンアルにする機会が増えた。

美味しいご飯に素敵なワインをペアリングしてくれるお店は札幌ですでにチェック済み。本格的に飲む日は常に行きつけのお店に限られている。

そんな日頃お世話になっているお店でいつも出してもらっている、あるナチュールワインについて話をしたい。

LGBTQ・人種問題・宗教的な問題...なんでも来い。

わたしが好きなワインは、Delinquentという、オーストラリアの生産者が作るTUFF NUTT(タフ・ナッツ)。


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ワイン生産者にもかかわらず、自分たちを「アーティスト」と表現しているくらい、パッケージは大きなインパクトを持つ。

キャラクターは全員で6人。それぞれのキャラクターが独立、抵抗、正義という観点から様々な社会問題に立ち向かっている様を表現しているのだとか。

実際に、Delinquentでは多くの社会問題とコラボをして「ワイン農家」という域を超えた社会正義性のある活動に広く関わっている。


また、ワインについても「リヴァーランドの気候に適応する南イタリアの地ブドウ」を用い、「なるべく人の手を介さない、ナチュラルな造り」で、「Modern & Easy Drinking」かつ「コストパフォーマンスに優れたワイン」を造ること。としている。

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「ワイン農家」らしさを超えた、新しいワイン文化。

この生産者の好きなところは、ワインをファッショナブルに楽しめること。

パッケージのデザインも然り、彼らのメッセージもとってもモダンで毎年どんなワインが製造されて、どんな物語のパッケージが生まれるのか楽しみにできるところだ。ファッションデザイナーの新作を見ている感じ、という表現が正しいのかもしれない。

アルコール度数も(確か)そこまで高くないので、普段お酒が飲めない人も楽しめるはずなので、お試しあれ。


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