【休職日記】嫌いなことで死なない、という生き方について考える➀
休職中は自分と向き合って考える時間がある。
なんて幸せなことなんだろう。
現段階では、復職を考えると鬱々してしまい思考がかすむこの頭も、
一時仕事のことを忘れ、人生の色々な選択肢について考えを巡らせているときは靄が晴れてしゃきっとする。(なんて好き嫌いが激しい自分の頭。笑)
休職期間中、こんな生き方もありだな、と考えたことを綴ろう。
休んでクールダウンした頭で、いくつもの選択肢を比較検討して、後悔のない選択をしたいと思う。
思い返せば、約3年前就活に勤しんでいた時、あんなに自己分析をしていたのに、自分自身のことは何一つ見えていなかった気がする。
私がしていたのは結局、企業に採用されるための自己分析だった。
好きなことも嫌いなことも、自分が何によってモチベーションがあがるかも、嘘ではないが本音でもなかった。
当時はそれを本音と思い込んでいたような気もするけれど。
これが誉め言葉になるのかは時と場合によるだろうが、私は所謂「優等生タイプ」だ。
決して要領がいいわけではないが、コツコツ努力することは元来苦ではなかったため、勉強はそこそこできた。(苦手な数学はひどいものだったが。)
地元では公立の進学校に通い、大阪に出てからは国立大学に入学、学卒で大企業へ入社。
金銭的にも親に比較的負担をかけず社会人になることができ、安定したレールにのって生きてきたと思う。
そしてどこか、安定した道を歩んでいる自分に対する自負と、この生き方こそ自分の幸せなんだという思いがあった。
だけど今、いざ働きはじめて体調を崩している自分を顧みると、どう考えても現状を幸せとは言い難い。
はっきり言えるのは、会社が悪いわけではないということ。
相性の良し悪しはあるものの、優秀で人間的に尊敬できるフランクな人が多い。
求められる仕事は高度(すぎると私には思える)かつ若手に裁量権もあり(すぎると私には思える)、これは人によってはやりがいにつながるはず。
制度や働きやすさも申し分ない。
かといって、私が出来ないのが悪いわけでもない。
最初は自己肯定感爆下がりで自分が出来ないのが悪いと思っていたが、カウンセリングを経て、「自分はまだ3年目で他の社員からしたら赤ちゃんみたいなものだし、すぐ出来る方がおかしい」と開き直れるようになってきた。
勿論復帰したとしたら、また同じ壁にぶち当たって落ち込むだろうけど。
ただ、それとは別問題で、考えなければいけないことがある。
今の会社に復帰して同じ働き方を続けることが自分にとっての幸せなのか。会社が求めている働き方と自分の求める生き方が同じものなのか。
これらを考える過程で、タイトルの「嫌いなことで死なない」という言葉が頭に浮かんだ。
「好きなことで生きていく」の対になる言葉で最近よく耳にするものだ。
この生き方について、次回考えていきたい。
長くなったので今日はこのへんで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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