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2020年7月の記事一覧
読書日記_6『カラマーゾフの兄弟』
カラマーゾフ・ファミリー(と言っても、主にいがみ合っているのは父フョードルと長男ドミートリイですが)の骨肉の争いに深く関わる二人の女性が表舞台に出てきました。カテリーナとグルーシェニカです。私のぱっと見の印象ですが、
カテリーナはとにかく誇り高く潔癖。お金に困窮した彼女の父を助けるために金策に奔走しあやうい交渉をしたかと思えば、今度は放埒でお金遣いが乱脈なうえグルーシェニカに惚れて自分との婚約を
読書日記_5『カラマーゾフの兄弟』
上巻の中間地点を過ぎたところである。スメルジャコフ(この本における重要人物の一人です)という厭世的な料理人が出てきて、異教徒の捕虜となり改宗を迫られるのを拒絶して殉教した者だけが称えられるのは本当にリーズナブルなことなんですか?拷問を恐れて改宗することになってしまった人も赦されるべきでしょ?みたいな議論を始めていて、興味深いです。スメルジャコフっていう名前、なんかsmellという英単語を想起するか
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