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    ふと思い出した星新一の短編をうろ覚えのままメモする

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    カラマーゾフの兄弟を読むにあたってのメモ

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メルカリのプロフィールのおもしろみ

このおもしろさを汲みとってもらえるか自信がないのだが、メルカリの出品者のプロフィールによく書いてある「クレーマー気質、神経質な方は購入ご遠慮ください」「ルーズな方、常識がない方は購入ご遠慮ください(>_<)」という言い回しを見ると「私はクレーマー気質なので購入を見合わせようかな」「私は常識が無いので購入を遠慮しようかな」などと思っている人がいることを想像しておもしろくなってしまう。あれを読んで購入を思いとどまる人が実際にいたらおもしろいと思う。前に友達にそういう話をしたら、ク

    • 夏、元気がない時の日記2

      久しぶりに足のマッサージに行ってきた。めちゃくちゃ眠い。マッサージから帰ってきた日はいつもすごく眠くなる。元気やる気は依然湧いてこない。ようやく涼しくなってきそうな気配が漂いだしたので友達に会いにいこうかと思うけど、まず誰に会いにいけばいいのか分からない。昼寝していたら、沖縄の友達の前で疲れているから仕事をしたくないと切々と訴える夢を見た。久しぶりに帰省したい気もするけど沖縄は遠い。プライムビデオに『ボーはおそれている』という映画がきていたので観てみたが、冒頭のカウンセラー?

      • 宇宙のごとく膨張する肥満大会

        BMI27の肥満である。女だが身長が170cmあってその体格なのでデカいなという印象を周りに与えていると思う。身体の組成や身体能力はもちろん比べようもないが、ぱっと見の印象だけでいうとレスラーか野球選手のようだと言われる。原因はすぐに鬱屈してめちゃくちゃ食べてしまうからだ。毎日仕事ウォーキング犬の散歩で歩数は一万歩を超えジムで運動もしているのに依然太っていることから、痩せたければ食生活をまずなんとかしないといけないということが分かる。分かるのだが、いま仕事とか諸々がつらくて食

        • 夏、元気ない時の日記1

          暑さが苦手で毎年夏は鬱っぽくなるんですよね。数年前まで鬱病や双極性障害と診断されて服薬していた時期もあるんだけど、今は病院に通ったりはしていないです。通ってても意味ないんじゃないか、腐った環境で生きてたら精神に異常をきたすのは普通の反応なんじゃないかとか、病気じゃなくて生来の性格なだけじゃないかとか色んな迷いが生じたからなんですけど。通院は金も時間もかかってしんどいですしね。しかし、暑い時期だけでもいいから抗鬱剤くださいつって精神科に飛び込もうか何度か迷ったぐらい今年の夏は特

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          本を読みたくない時の読書日記

          シンプルに疲れてるんだと思う。全て最近の馬鹿げた高温多湿が悪い。何日か前に紅茶を飲みたくない日の日記を書いたけど、あれの読書版で本を読みたいのに読みたくない。しかし、元々読書が好きな人間なので屍人やゾンビが生前の生活や嗜好をなぞるみたいな感じで本を読もうとしてしまう。うまく楽しめないとわかっているのに。過去に読んだときはおもしろかったと記憶してる小説を最近二冊読みかえして「はあ…おもんな。」と関西人じゃないのに関西の人の口調で思ったのでこれはもうダメだ。高温多湿が悪い。村上龍

          本を読みたくない時の読書日記

          草を求めて

          うちにいるリクガメは野草を食べる。夫がそのへんに生えているタンポポ、ヤブガラシ、オオバコといった草を摘んでくるのだが、問題は多くの人はそれらを邪魔な雑草と認定し定期的に刈り取ったり除草剤を撒いたりしてしまうことだ。今日も草目当てで公園に出かけたら草が大幅に刈り取られていたらしく嘆いていた。この草集め、夫は犬と散歩するついでにおこなっている。そのへんを一人でうろついている中年男性がおもむろにしゃがみこんで草を漫然とむしり出したら怪しいが、犬を連れていたら怪しさが軽減するのでちょ

          草を求めて

          紅茶を飲めない日の日記

           紅茶が好きだが、今日は紅茶を飲みたくなかった。正確に言うと飲みたいのに気持ちにブレーキがかかって飲むに至らなかった。湯を沸かしてポットで茶葉のエキスを抽出して更に飲んだ後片付けをする手間が億劫だったというわけではない。いつものようにお茶を淹れてもいつもほどは気持ちが和まないしアガらないだろうなという予感があって嫌だった。好きな行為をしても思ったほど気分良くならなかったという経験をしてしまうと今後その行為自体に自分の中でケチがついてしまう。かわりにコーヒーを淹れて飲んだ。コー

          紅茶を飲めない日の日記

          虫がいる日記

          虫の種類にもよるが、家の中にちょっとした虫が迷い込んでもあまり気にしない。こないだ帰宅して玄関ドアを開けた際に小さなコガネムシが一緒に入ってきてしまって、しばらく天井の照明にぶち当たってバチンバチン仰山な音を立てていたが気がつくとどこかへ消え失せておりそれきり存在を忘れてしまった。 うちは爬虫類やカブトムシ等を飼育している水槽がいくつかあるのだが、飼育数の変動で一時的に底に土など敷いたまま空き部屋となっていた水槽のひとつに件のコガネムシが入り込んでくつろいでいるのをさっき発

          虫がいる日記

          背筋『穢れた聖地巡礼について』『口に関するアンケート』の感想

          ホラー小説の感想。ネタバレはあまりしないつもりで書く。最近流行りの色んなメディアを駆使したスタイリッシュホラー創作についていけてなくて、やっぱ文字だけの話が読んでて一番楽だと思う。疲れてるのもあるだろう。背筋さんの最初の作品『近畿地方のある場所について』が気に入っていたので、最近出版された表題の2作も読んだ。どちらもおもしろくて買ってよかった。 『穢れた聖地巡礼について』はベテランのホラーライターだけれども動画サービスやSNSの台頭で活躍の場が狭まってきていることに危機感を

          背筋『穢れた聖地巡礼について』『口に関するアンケート』の感想

          夏の終わりの日記

          冷やし中華を食べた帰りにミニストップに入って、さきいかとかカフェラテとかを選んで会計をしていたら、みんなサッカーチームにでも入っているのだろうか、スポーツウェアを着てよく日焼けした子供達が10人以上どやどやと入店してきた。頭を剃り上げてこれもまたよく日焼けした荒っぽい感じのおやじが子供達の引率役らしく、あとから入ってきて「アイス、アイスコーナーはどこだ?アイスないのか?あそこか。ほら、一人一個ずつ取れ。ガリガリ君にしろ」と大きな声で言い、子供らの一人が「ガリガリ君一個しかない

          夏の終わりの日記

          年賀状の怪

          10年前、前の前の前ぐらいの職場で同僚だった仲で当時は休憩時間に喋ったり他の人たちも交えて食事をする程度には仲良くしていた人が今も年賀状をくれる。一時期はスマホの連絡先も互いに知っていたが、機種変更のあれこれを重ねるうちにデータをなくしてしまった。私と交流を続けてくれようという気持ちがあるのかなと思い、何年か前年賀状への返信を兼ねた寒中見舞いの葉書にメールアドレス電話番号等の連絡先を添えて気が向いたらメッセージをくれたまえと書いたのだがそれに対してとくにアクションはなく、毎年

          年賀状の怪

          虫の死骸をそのままにしてみる

           別に九相図としゃれこんだ訳ではない。ただシンプルに片づけるのが面倒だったので、玄関出てすぐのところに落ちていたでかいクモの死骸を数日間ほったらかしにしていた。そのでかいクモはおそらくアシダカグモで、八本の長い肢を縮こまらせてうつ伏せに絶命しており腹部のぷりぷりした質感もあいまってまるでカニのようであった。地面に落ちた蝉が死んでいるのか生きているのか判らなくてそばを通るとき緊張する、生きていたら突然バタついてビビビビ!と騒ぐので人間としては驚くから。という話題を夏のたびに聞く

          虫の死骸をそのままにしてみる

          体が死にたがっているのか?

          何気なくテレビをつけていたところ健康番組をやっていて、酷暑で老人があまり外出をしなくなり運動不足に陥ることへの懸念を述べていた。うろ覚えだがたしか介護学上の分類で、老人のコンディションを普通に出歩ける状態と完全寝たきりの状態を両端に据えたうえで何段階かに分けていたと思う。この中で、自力で歩けはするけれども歩幅がやたら狭いとか、足どりがおぼつかないなどの特徴がでてきた老人は要注意ですよということで、カタカナ語でなんとかという名称がついていたのだがそれは全く思い出せない。問題は、

          体が死にたがっているのか?

          dawn, 夜明け

          夜明けというのは爽やかな希望の象徴として扱われることが多いと思いますが、太宰治がなにかの小説で精神も身体もドロドロのボロボロに病んでいる時に夜明けの光を見て「これは夜明けではなく敢えてdawn、ドォゥンと呼びたい。陰惨で腹にずしりとのしかかってくる絶望の光だ」みたいなニュアンスのことを書いていたのが思い出されます。 最近めちゃくちゃ暑くて出勤どころかどんな用事だろうと外に出るのが憂鬱というのももちろんありますが、本日月曜の朝6時ごろ目覚めた時の厭さといったらもうすごくて、

          dawn, 夜明け

          水を飲む

          気をつけていないと水を飲む量が少なくなるクセがある。何か作業をしていて気を取られて飲むのを忘れる時と、水を飲むために今やってることを中断したり後でおしっこに行きたくなったりすることがめんどくさくて意図的に飲まない時がある。もちろん健康に悪い。むかし屋久島で6時間のトレッキングツアーに参加した時も、おしっこしたくなるのが嫌でガイドが休憩中すすめてきた飲み物を断ろうとしてたしなめられた。その頃は私も二十代で今に輪をかけて無思慮だったし、若さゆえに体も無理がきいたので身近な人から度

          水を飲む

          パンツの破れ・電気の痺れ

          下着パンツの腹のあたりが破れたのだが、めんどくさいのでそのまま穿き続けていたら今度は股間まで破れていよいよ使えなくなった。腹あたりに破れが発生したことにより、着用の際布地にかかる負荷のバランスが崩れ元々摩耗していた股間の布地が耐えきれず破れたのだと思われる。ある一部の不具合を放置していると他の部分にかかる負担が増大し、時間の経過とともに他の部分にも不具合が生じてしまう。これって人体や社会組織にも展開できる事象ですよね。と家族に話したところ早く替えのパンツを買えと言われた。

          パンツの破れ・電気の痺れ