一文字も進まない日

進撃の巨人の感想を書きながらサボったあの日から
もう一週間くらい経ったような気分。

どうも、annです。

実はあのサボりnoteを書いたあたりからとんでもないスランプに陥った。
文章が書けないんだ。なにも思い浮かばないし、気持ちも前向きになれない。
迫りくる締め切りに怯えながら、早く書かなきゃ、すこしでも進めなきゃ。って。

おお、久しぶりのスランプ。
理由はわかっている。レギュラーの仕事じゃなくて、単発の新しい仕事だったからだ。
苦手な取材に行って、色々と話を聞いて。
メモを見返して、録音した音声も聞いて。

どこを書いたら喜んでくれるんだろう。
どんな風に表現したら伝わるんだろう。
なにを書いたらいいんだろう。
どうしたらいいんだろう。

慣れない内容なのもあるし、取材相手が居るし。
どんどんプレッシャーのシャワーを浴びはじめた。
100％喜んでもらえて、100％魅力を伝えられて、100％完璧な文章でなければ。

ほら、またすぐに自分を追い込んで。自分に期待している。
お前がそんなに完璧な人間なわけないだろう。
なんて、今なら思えるけど。

気付いたら、パソコンの前でまるまる2日間ほど、指が動かない時間を過ごしてた。
明日こそ頑張ろう。明日こそ書ける。明日こそ。

でも、やる気なんて湧いてこないし。
頭の中は鳥の巣のようにこんがらがってて。
あーこれはダメかも。締め切りに間に合わない。無理だ。書けない。

なかなかの絶望だった。

親友ちゃんに「どうしよう、スランプで書けない」ってLINEをした。
そうしたら「気分転換に外いってといで」って。

はん。そんのくらいで気分転換になるわけないじゃん。
と、思いながらも。ちょうど近所のコンビニに荷物をとりに行かなきゃいけなかったから、ついでにカフェラテでも買いに行くかと5日ぶりくらいに外に出た。

すごいな、外。
すごいな、太陽。
すごいわ、親友。

ほんの10分にも満たない時間しか外にいなかったのに、頭の鳥の巣がびっくりするほどけた。
モヤモヤが晴れた。

それでも、文章を書くことはできなくて。
ちょっと出た気力で、dマガジンをひらすら漁って、ひたすら色んなひとの記事を読んでみた。
そしたらなんか「あ、みんなこんなもんか」って。

私はどれだけの人を感動させる文章を書こうとしていたのか。
どれだけ重いプレッシャーを自分にかけていたのか。
すぐ完璧に仕上げようとするけど、完璧って一体なんなのか。

そう思ったときに、急にプレッシャーから解放されて指がまた動くようになった。

っていうか、動きすぎ。
よくわからないゾーンに入って、2、3日くらいかけようかと思ってた記事を1日で書きあげてたよ。

完璧よりも、今自分ができる最大のがんばるでいいんだ。

ほんと、みんな太陽浴びた方がいいよ。