概念としての阪急沿線-風景愛惜
時間の流れは過ぎ去ってからより深く、時に痛みすら感じる。
区切りなどないはずなのに、明らかに何かが変わる、もうここからは戻れないという地点がある。
当たり前のように見ていたものが過去のものになる。
よくあることだが改めて直面すると小さくない喪失感がある。
もちろん新しい風景も楽しみであるが、今見ているものを愛惜するのも忘れてはならない。
見慣れていたはずものがいつの間にか見ることができなくなる。 今のうちに見ておかないといけない風景がまだあるはずだ。
何気なく撮っていた一枚を振り返ってみるとまた新しい意味を帯びてくる。
阪急沿線で #エフェメラギャラリー
※ヘッダー画像の電車はすでに廃車されている
梅田にて。
待ち合わせ、お出かけーあの時見た電車が思い出の片隅に。
梅田にてその2
いつ見ても同じ電車がいるような気がするが、来年の今頃は同じようで違う電車がいるはずだ。
梅田にてその3
花の名前を思い出しながら
桜並木のある沿線
忙しい時こそ急がない時間を過ごしたい
様々なことを思いながら駅に向かう夕方。
結局ここへ帰ってくる、そんなよりどころになれるような場所があるのは嬉しい。
(おまけ)
御影~岡本。阪急だと隣駅だが、JRだと北海道から栃木まで移動することになる。
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