【何ゲー?】きらめきパラダイス【CBT】
最下部に追記があります(2022/12/06)
ということで本日10月13日よりクローズドベータテストが開始した「きらめきパラダイス」。
珍しくベータテストに当選したので早速遊んでいる。
あまりにも要素が多すぎて、もはや何ゲーか分からない要素爆盛りゲーだったので、様々な部分に分けて紹介。
開発はFamous Heart Limited。
勝手にミラクルニキを作っていた「Papergames(蘇州畳紙網絡科技有限公司)」だと思っていたんだけれど、違う会社だった。
ただこちらも中華ゲーで、スマホゲームにしては珍しくゲームエンジンは「Unreal Engine」。
実際ゲーム画面を見ればよく分かりますが、とってもお金がかかっててチャイナマネーを感じるゲーム。
ではここからは、
メインストーリー:逆転裁判?未定事件簿?
メインコンテンツ:お着替え要素はすごい
別要素1:ハウス要素はシムピ?
別要素2:そこまで作れる?ブランドデザインスタジオ
まとめ:気になるフォント・翻訳など問題、改善してほしい点
こちら4点を主軸に進めていきます。
あと長いです
きらパラはどんなゲームなのか?
1.メインストーリー:逆転裁判?未定事件簿?
ということでこのゲーム、着せ替えゲームであるというのが主軸だがきちんとストーリーが存在する。
メインストーリーを進めることでコンテンツが解放されるので、まずはこの話からしたいと思う。
主人公は、コーディネート動画をSNSにアップしているファッション系の学生で、探偵業を営む姉がいる。
二人の両親はすでに亡くなっているが、実はこの姉妹には特殊な共感能力が備わっていて、その能力を使うことが大きなポイント。
そしてこのゲームのメインストーリーの主軸は「きらびやかで可愛いファッションを使って、ファッション業界をのし上がっていくこと」ではない。
「ファッションの持つ共感能力を使い、事件を解決すること」なのだ!!
ということでメインストーリーはしょっぱなから姉の知り合いであるアイドルグループメンバー3人を主軸に展開。
飛ぶ鳥を落とす勢いの人気アイドルグループの3人だが、過激なアンチに目をつけられている。
すでに実害まで発生していたが、別荘で休暇を楽しむ彼ら3人のアイドルと主人公たちを傷害事件が襲う。
やがて犯人探しがスタート。
怪しい人物を定め、その人の「記憶」にアクセスすることになる。
ということで、この辺の探索システムや推理システムは同じ中華アプリであれば「未定事件簿」、国内ゲームであれば「逆転裁判」当たりに非常に似通っている。
ただし現場の証拠や
難易度的には未定事件簿よりも優しいと感じるので、逆転裁判レベルが楽しい人にはやりごたえがないかもしれない。
あとお着替えゲームではあるが、割合何の躊躇もなく人が襲われ、人が死ぬ。
完全に修羅の国だし、ミラクルニキの時も人が死んでたよな?
ちなみに今のところキャラクターとして気になっているのは、シュウかな~と書くと「は?」と思うかもしれないが一応乙女ゲーム要素もある。
マジで要素はてんこ盛りだ。
2.メインコンテンツ:お着替え要素はすごい
さて、ではここからゲームのメインコンテンツであるお着替え要素について。
基本的には無課金、あるいは微課金でも十分遊べそう。
素材感や、全体的なキラキラ感などは非常にリアル。
特にドレス系衣装の素材表現は細かい部分まで精緻に製作されていて、iPad11インチで拡大しても細かいところまでよく見える。
お着替えシーンや、着替え後のファッションショーシーンだけでも大きな画面で見てほしいなと思うくらいだ。
色も比較的自由に変更できるが、こちらはアイテムが必要になる。
また全体のカラーではなくパーツごとにカラーリングを変更するスタイルなので、自分の好きな色に統一するには結構アイテム課金が必要になりそう。
それだけでなくカラーパレットも6色ずつロックされていて、そのパレットひとつを開放するごとにアイテムが必要になる。
計画的に使用しないと、カラー変更アイテムは速攻枯渇しそうなので、イベントなどでまめに補充できると良いな~
ただ自分の作りたいコーディネートも衣装さえ手に入ればなんとかなるし、メイクや髪形などもいろいろ用意されている。
ただしガチャについては複数のコーディネートシリーズが闇鍋状態。
またそれだけでなく、コーディネート作成後のバフカード、「絆」もこの中に含まれていて、これが意外と曲者な予感。
CBT中に相当な回数有償ガチャを回しまくったが、SSRの絆は一枚も排出されなかった。
ファッションを手に入れると同時に、絆がないと「派遣」が使用できない。
また好きなキャラクターとの個別ストーリーの開放に使用されるので、ストーリーが見たければガチャを引く必要がある。
とりあえず無料ガチャや突破によって獲得もできるので、うまくやりくりできれば何とかなるだろう。
別要素1:ハウス要素はシムピ?
さて、このゲームもうひとつの大きな目玉が「ハウジング機能」。
FF14や原神など、ハウジングが充実しているゲームが最近は多いが、このゲームも例に漏れずハウジング機能がついている。
操作感や画面のつくりはシムピっぽいなぁ~と思った。
アリがちな2D家具外配置できるタイプではなく、3Dの家具を自由に動かしレイアウトを変更することができる。
またハウジング内部ではルームウェアに着替えたりもできるほか、
今後はマルチプレイで友達の家に集まって撮影会、なんてこともできそうだ。
家のサイズは小さいが、今後お金をためればどんどん大きな家に買い替えることもできるので、例えば家具をたくさんそろえて撮影スタジオを作ることもできそう。
家具を購入するにも家を新しく買うためにも「ホームマロン」という通貨が必要になる。
ハウジング中のキャラクターには「空腹度」「清潔度」が設定されていて、そのパラメーターが無くなってしまうまでに、料理を作ってご飯を食べたり、お風呂に入ったりする必要がある。
別要素2:そこまで作れる?ブランドデザインスタジオ
個人的にかなりびっくりしたのがこの「ブランドデザインスタジオ」。
主人公は服飾系学生であり、自らのブランドを立ち上げることも大きな目標のひとつ。
ということで、非常にたくさんの「型紙」を選び自分だけの服を作ることができる。
この型紙の豊富さが想像よりもすごくてびっくりした。
例えばワンピース一つとっても、襟ぐり、袖、ウエスト部分、切り替え、スカートの丈やデザインなど非常に細かい部分まで自らの好みで組み合わせられる。
また、実際ドレスにする場合も生地の種類から選択できる気合の入れよう。
きちんと現実の布に近い質感が表現されているので、実際に服を作るスキルが無い人も、きっと自作の服を作る気分に浸れるはず。
私は自作派のコスプレイヤーのため、こうした型紙の作成はよくやる作業。
こういう服を一から作る楽しさを、手軽に感じられるというのはこのゲームの大きな魅力の一つだと思う。
まとめ:気になるフォント・翻訳など問題、改善してほしい点
ということでここまではかなり内容を甘め採点にしつつ、面白いなと思ったポイントを挙げてきたが、やはり気になるのが「日本語フォントを使用していない部分」と「ガバ翻訳」だ。
ゲーム画面の中には簡体字が踊るし、ひらがなの形も違和感バリバリ。
最近は気にならなくなってきたけれど、それでも日本でお金をがっつり稼ぐゲームにしたいなら、きちんと日本語フォントを使用すべきだと思う。
また、翻訳についてももうちょっと翻訳のしようがあったのではないか?という直訳や不自然な日本語が目立つ。
ローカライズにお金がかかるのは当然のこととして、大々的に売り込んでいくならこうした部分をもうちょっと気にしてほしい。
そのほか個人的に気になるのは「衣装のデザイン問題」だ。
これについては定期的に問題提起されているが、昔よりも今の方がよほど著作権関係には厳しい。
ハイブランドのデザインや、ロリータ系ブランドのプリント布を丸ごとパクったりすれば、どんな理由があっても支持はできない。
ただ、アンケートではコラボしてほしいブランドなどの記入項目もあったので、ゲーム内で現実のブランドとのコラボが実現してくれたらいいなとは思う。
特に中国はロリータブランドが非常に多く、Qロリという言葉もあるくらいなので、その分野での人気ブランドとのコラボは期待できるかもしれない。
ということで今後に期待
ゲームの世界観設定などはもう今更何ともいうことはないので、そうしたローカライズ面が整えばヒットすると思う。
キャラクリも非常に幅広く遊べるし、要素てんこ盛り着せ替えゲーとして天下を取ってくれるんじゃないかな~と思う。
ただゲームとしての要素があまりにもてんこ盛りすぎる、典型的な最近のソシャゲなので、まったり「着せ替えを楽しみたい」って人には向いてないと思う。
プーペガールみたいな雰囲気が良いならあんまりお勧めできないが、どうぶつの森が好きならハマる。
そういうアプリだと思う。
追記
2022年11月30日に、中華着せ替えゲームの先駆けである「ニキ」シリーズの新作「インフィニティニキ」の開発が発表された。
こちらはオープンワールド(!?)で遊べる着せ替えRPGゲームらしい。
なんなんやもう…何でもかんでもオープンワールドにすればいいってもんじゃないんだぞ。
個人的にアバターのデザインがニキシリーズよりもきらパラの方が好きなので、これからの配信を楽しみにしたい。
12月8日リリースということであと2日!スマホ用量を開けてスタンバイ中。