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フィリピンセブ島 社会人の英語語学学校潜入2校目

 こんにちは。あんころモッチモチです。
 2018年7月から12月にかけて、フィリピン(セブ島)で英語習得のための短期留学を経験しました。当時社会人4年目だった私が単身で海外に行き、現地の英語学校で他の学生と切磋琢磨して、英語力の向上を目指した経験をお伝えします。
 今回の投稿では、2018年10月~12月の3か月の間、籍を置いていたSMEAGクラシックキャンパスについてのアレコレを書いてみようと思います。
 これから英語学習をされる方にこの情報が少しでも役立てば幸いです。


SMEAG クラシックを選んだ理由

2校目を選ぶにあたって重要視したこと

 前回のnoteでお伝えしたように、私は6か月のフィリピン セブ島の滞在期間中に、語学学校を前半3か月と後半3か月とで変更しました。
 1校目は韓国式スパルタ学校でしたが、2校目はより結果というか数字にコミットしたいということで資格取得に役立ちそうな学校にしたいという思いがあり、IELTSについて学習・受験できるコースがあるSMEAG クラシックを選択しました。
 2018年当時SMEAGは3つキャンパスがあったのですが、私が入学したクラシックキャンパスはIELTSとTOEFLの公式試験会場に認定されていました。試験会場の雰囲気に流されることなく、受験できるというのも魅力的でした。

IELTS(アイエルツ)とは?

 International English Language Testing Systemの略称で、『聞く、読む、書く、話す』の英語4技能の試験です。合格に必要な点数が決まっているわけではなく、試験結果は0.5刻みで0から9.0のバンドスコアで評価されます。
 また、試験には2つのフォーマットがあり、アカデミック・モジュール、ジェネラル・トレーニング・モジュールのどちらかを受験者が選択します。アカデミックは大学進学を目指す人向けのモジュールで、ジェネラルは英語圏での外国人永住権やビザ取得で英語レベルを求められたときのためのモジュール。目的に応じて選ぶコースが変わってくる中で、社会人だしと思ってジェネラルを選択していましたが、アカデミックのほうが難しいという評判がありましたので、私は途中からアカデミックに挑戦することにしました。

2022年 SMEAG クラシックキャンパスは閉業・・・

 なんとこのSMEAG クラシック、2022年コロナの影響により閉校しているそうです。おのれコロナ・・・。
 当時コロナショックにより日本や韓国から留学に来ていた生徒が激減し、数多のセブ島語学学校が窮地に立たされたことは私も現地の先生から聞き及んでいました。「生活が苦しいから私とオンラインレッスンしてほしい」と営業をかけられて実際にレッスンしてもらっていた時期もありました。
 今開校されているキャンパスはセブ市内に昔からあるキャピタルキャンパス、マクタン島内にエンカントキャンパスの2つのようです。キャピタルのほうにはIELTSのコースがあるみたいですので、機能がそっちに移管されているのかもしれませんね。詳しく知りたい方はURLを貼っておきますので、ご覧ください。(https://smeag.jp/

SMEAGの生活を一部公開します

周りの学生について

 私が在籍していた時のSMEAGクラシックの学生国籍比率は、ざっくり
韓国3割、台湾3割、日本1割、中国1割、その他1割 ぐらいでした。
 日本と韓国の共同資本経営だったと思うのですが、日本からの学生は少なめの印象でした。ただ単に私が日本人とつるまないようにしていたからかもしれませんが。
 IELTSコース以外にも一般的な英会話クラスもありましたが、生徒のモチベーションはIELTSコースのほうが比較的高めです。

滞在場所(お部屋)について

 部屋はこちらでもドミトリータイプの3人部屋。この時のルームメイトは基本的に日本人はずっと私1人だけで、韓国人、台湾人、中国人やロシア人もいたりと結構多国籍な感じでした。

机の上に甘いものや飲みかけのジュース置いておくとアリが大量発生するので注意。

食事について

 English Fella2と似たりよったりのビュッフェスタイルの食事です。外食にも行きやすい市街地の立地でしたので、飽きたらハンバーガーやらラーメンやら食べにモールまで徒歩で行ってました。(徒歩は推奨されていない)

フライドポテトが多かった思い出。たまに出るマンゴーは絶品。

肝心な英語学習について

 ここまでEnglish Fella2がスパルタです、というような書き方をしていましたが、SMEAGも十分スパルタです。勉強時間は基本朝食後から昼食をはさんで夕飯前まで。希望者は早朝クラスも無料で受講することができました。

早朝クラスの様子。熱心な先生に当たればIELTS対策バッチリ。

 先生方のレベルも高い水準だったように思います。プロ意識が高く人気がある先生の授業は希望しても割り当ててもらうことが難しいくらいでした。当然こちらの学校でも先生のチェンジは申し出可能です。そして個人的な感想ですが、男性の先生の数と質ではEnglish Fella2を凌駕するものがありました。
 ちょっと余談なのですが、フィリピンの男性は①筋トレをガンガンやっているような男らしいタイプと②少し女性っぽい中性的なタイプに二分化されていました。ここもお国柄なのでしょうか。

IELTSのスコアはAcademic Overall 6.5を獲得

 日本帰国前に受験した2018年12月の結果は下記画像の通りです。

Listening6.0 Reading7.0 Writing6.0 Speaking6.5

 当初モジュールをアカデミックにするかジェネラルにするかさえ定まっていない状況で入学しましたが、6.0以上がターゲットスコアでしたので、自分としてはまぁよくやったほうだったなと思います。

 また、2018年11月度のSMEAGクラシックキャンパス内での
『Most Improve Student賞』を受賞できました。

画質めっちゃ粗くてすみません。

 こうして目に見える数字と何より自信を持ち帰ることができ、私のフィリピンセブ島英語勉強ハイインテンシティトレーニングは終了を迎えます。
 総額130万円くらいかかった短期留学ですが、自己投資の成果としては上々でした。
 やはり数字というのは裏切らないのか、登録した外資系転職エージェントからは連絡がひっきりなしという状態に。
 最終的に転職先に選んだのはヨーロッパ系の会社でしたが、やはり日系企業とは給料のベースが全然違いました・・・。(もちろんいい意味で)

 外資系転職をその後いくつかするのですが、社会人生活をスタートさせたときのおおよそ2倍の年収を今はいただいております。よかったねぇ。

 次回以降の記事ではフィリピンセブ島での休みの日の過ごし方について書こうと思います。よければXもフォローしてくださいね。

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