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フィリピンセブ島 社会人英語勉強ハイインテンシティトレーニング(2018年7月)

 2018年7月から12月にかけて、フィリピン(セブ島)で英語習得のための短期留学を経験しました。当時社会人4年目だった私が単身で海外に行き、現地の英語学校で他の学生と切磋琢磨して、英語力の向上を目指した経験をお伝えします。
 具体的には、セブ島での生活や学習の内容、英語を習得する上でのポイントなどをいくつかに分けて紹介していきます。また、困難や充実感などの個人的な感想や成果も共有します。セブ島での英語習得に興味がある人や、効果的な英語学習方法を知りたい人にとって、参考になる情報が盛りだくさん(の予定)です。
 これから英語学習をされる方にこの情報が少しでも役立てば幸いです。


簡単な自己紹介

 はじめまして。当noteをご覧いただきありがとうございます。
あんころモッチモチ』と申します。2025年現在、アラサーの♂です。
都内で外資系企業の営業マンをやっています。

 こんなnoteを書いていますが、特段英語がずば抜けて得意だったわけでもなく(大学生の時に受験したTOEICのIPテストでは、400点未満だった気がします・・・。)、本格的に”英語を話すための”勉強を開始したのは社会人1年目からでした。

英語を勉強するきっかけと準備

さて、どこぞのサラリーマンが英語学習に興味を持ったきっかけなど関心がない貴方は次の「フィリピンセブ島で6か月間も何をしていたか」まですっ飛ばしてください。それ以外の方は少し私のお話しに耳を傾けてください。

社会人1年目!・・・このままじゃまずいかも?

 社会人1年目の私は日本の医療関係のメーカーで営業マンとしてのキャリアをスタートさせました。働き始めてしばらくして、先輩社員(当時30代中堅)の懐事情を聞いて正直言ってひきました。
 『え・・・。この会社に居続けちゃまずくないか・・・。』
 この時の危機感は私に英語を勉強させる火種となりましたが、石の上にも3年。ひとまずは新卒で入ったこの会社で武功を立てようと奮起していました。

社会人2年目。外資系企業ってところは給料がいいらしい。

 日本全国に支店を持っていたその会社では、社員同士の横のつながりも生まれやすく、私はたくさんの先輩方に可愛がってもらっていました。あるとき、技術職のA先輩が転職した先の外資系企業で、良い御賃金で働きだしたことを知ります。
 『噂では聞いたことがあるけど、やっぱりガイシはお給料がいいのか。』
 A先輩のお話を聞くと「英語はできなくてもいいけど、できた方が評価はいい」というじゃないですか。私は決意しました。
 『給料がいいという外資系企業で英語ができる社員になったるぞ!』

社会人3年目。仕事の合間にコソ勉の日々。TOEICも挑戦!

 なんだかんだで社会人生活も板についてくる3年目。私は営業車の中で「キクタン」やら「金のフレーズ」やらで一人コソコソと勉強するようになっていました。営業一人一人に営業車があてがわれていたため、英単語や文章をぶつくさ言っても誰にもなんにも言われません。次回以降のnoteでも触れますが、英語を話したければとにかく声に出してみることです。
 凝り性な私は自分の発音が気になりだします。フォニックスもやりだしましたし、英語教材として有名な海外ドラマ「Friends」を見てシャドーイングなんかもしました。
 いよいよ私は自分の英語力を試すべくTOEIC L&Rに挑戦しました。結果は600点ぐらいでした。結構いけるじゃん!と思ってその後もTOEIC対策に打ち込みまして、セブ島に行く前には740点ぐらいまで上がっていました。
 会社にさんざん遺留された挙句、ごねて半年間の休みをもらった私はいよいよ社会人4年目の7月にフィリピンへと飛び立つのでした。(もちろん実費)

フィリピンセブ島で6か月間も何をしていたか

短期留学の概要

 期間は2018年7月9日~12月21日。

 場所はフィリピン セブ島の2つのEnglish Schoolです。
  ①English Fella 2 - Cebu English academy(7月~9月)
  ②SMEAG 2nd Classic Campus(10月~12月)
 それぞれの学校には、敷地内にドミトリーが併設されており、通学するというよりは起きて朝ごはんを食堂で食べ、教室に移動して授業、お昼を食べて午後も授業、夕ご飯の後は自習、と言った感じでした。それぞれの学校の特徴については次回以降のnoteにまとめようと思っていますので、気になる方はぜひ続きを読んでみてください。

6か月間でかかった費用は航空券、滞在費、授業料など諸々合わせて130万円ほど。セブ島を留学先として選んだ一番の理由は何と言っても価格面と授業の多さ。その分いろんな思いもしますが、今考えても経験としては、とてもいい買い物でした。

6か月間のハイライト

【7月】
English Fella 2に入校。PIC-5コース(J-sparta)で、スピーキングに特化したカリキュラムを経験。日本人の比率は約3割程度で学生や社会人が多くを占めており、中には会社から派遣されてきたCompany studentもいた。フィリピン人講師の授業の他にアメリカ人ネイティブ講師のグループ授業を受けることができていた。

【8月】
初旬にデング熱にかかったため、3日間セブ市内の病院に入院。

【9月】
PIC-5コースからビジネスコースへ変更。最終週の金曜日に学校のイベントでプレゼンテーションに参加。

【10月】
SMEAGに転校。IELTS※に特化した学校で、授業の大半がその対策に宛がわれている。多くの生徒が将来、英語圏の大学もしくは大学院への進学を検討しており、国際色もEnglish Fella 2と比較して豊かだった。最初のテストでは、Overall 5.0を記録。

※IELTS (International English LanguageTesting System) とは?
海外留学や海外移住の際に必要な資格の1つで、受験者の英語力を総合的に判断するためのテスト。

【11月】
初旬に3日間セブ市内の病院に入院。モジュールをGeneralからAcademicへ変更。11月度のMost Improve Student賞を受賞(約300人中から2名選出されたうちの一人)。

【12月】
第二週目に本試験を受験。結果はOverall 6.5だった。  


はい。総括しますと、半年間で2つの語学学校を経験したことにより、広い範囲の英語に触れることができたと思います。1校目ではスピーキング及び英語そのものに慣れることを意識し、二校目では4技能を万遍なく学習することに注力しました。他国の学生とも積極的にコミュニケーションをとっていたことで、日常英会話においては苦労することはないというマインドを手にして帰国しました。

短期留学の成果は・・・?

2019年1月 日本に帰ってきて最初のTOEICを受験したところ、
結果はListening 495, Reading 420, TOTAL 915

クロネコいっぱい。

結構いけるじゃん!

 ちなみにこのTOEICスコアを引っ提げて外資系に強い転職エージェントにいくつか登録してみたところ、「英語の話せる第二新卒営業」という枠にカチッとハマったらしく、また、時勢の追い風もあったのか、なかなか引く手あまたの状況になりました。
 そうして籍を温情で残してくれていた会社をすっぱりと辞めて、晴れて年収1.5倍UPで外資系企業に転職できたのでした。
 めでたしめでたし。

 次回以降の記事ではフィリピンに飛ぶ前に私が行った準備(コソ勉)について書こうと思います。よければXもフォローしてくださいね。

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