フィリピンセブ島 社会人の英語語学学校潜入1校目
こんにちは。あんころモッチモチです。
2018年7月から12月にかけて、フィリピン(セブ島)で英語習得のための短期留学を経験しました。当時社会人4年目だった私が単身で海外に行き、現地の英語学校で他の学生と切磋琢磨して、英語力の向上を目指した経験をお伝えします。
今回の投稿では、2018年7月~9月の3か月の間、籍を置いていたEnglish Fella 2 についてのアレコレを書いてみようと思います。
これから英語学習をされる方にこの情報が少しでも役立てば幸いです。
6か月の間に2つの語学学校に行きました
どうして語学学校を途中で変えたのか
実は私は6か月のフィリピン セブ島の滞在期間中に、語学学校を前半3か月と後半3か月とで変更しています。転校しているわけですね。
変な誤解をしてほしくないんですが、何かトラブルを起こして転校したのではありません。これはフィリピンに行く前から決めていたことなのです。
というのも、フィリピン セブ島での英語留学で最も一般的なのは1~3か月前後という情報がありまして、その倍の6か月いるのであれば同じ学校だとマンネリや中だるみが生じるのでは?というのが私の見立てでした。
(そもそもどうして行く気になったのかは最初の記事をご覧ください。)
そこで当時セブ島の留学カウンセラーをやっていた人に相談して、私に合いそうな学校をいくつかピックアップしてもらいました。
軸としては次のようなものでした。
1.遊び気分の生徒よりも本気の生徒が多そうな韓国式スパルタ学校
2.マンツーマンレッスンの多さと先生の質の高さ
3.前半3か月は英語に慣れて、後半3か月で何かしらの資格に挑戦する
韓国式スパルタ学校?
セブ島には韓国資本の語学学校の方が多く存在します。
この背景として、韓国国内の過熱したお受験戦争や学歴社会の構造があり、人件費や物価が安いフィリピンセブ島に我が子を預け、半ば缶詰め状態にして勉強を学ばせるというのが流行した時期があるようです。
私としては『実費で行く社会人留学生』という状況でしたので、とにかく自分を追い込める状況というのが適していると思い、スパルタ色の強いこの学校を紹介してもらいました。
スパルタ式の特徴として、比較的自由時間が少なく、夕食後でも自習の時間が設けられていたり、定期的な単語テストの時間があったりします。
「せっかくリゾート地なのに受験合宿みたいな缶詰め状態なんて嫌だよ!」
という人には向いていない選択肢ですね。
2つの学校で学ぶメリット・デメリット
メリットは冒頭にも申し上げた通り、マンネリや中だるみを防げます。
同じ環境に長くいることは、その環境に順応できた時には心地の良いものに感じられますが、入り浸ることで「Comfort zone=居心地のいい場所)」となってしまい、自分の成長を妨げることにもつながります。したがって、思い切って環境を変えてみるということは人生において重要です。
また、学校で出会う友達や先生の知り合いを増やすことができるというのも別のメリットと言えるでしょう。様々な人から様々なことを吸収することは最大の自己投資。日本に帰国した後でもSNSで繋がっていて、刺激をもらっています。
デメリットについても話さなければなりませんね。まず費用面では1つの学校に滞在し続けるよりも出費が多くなるかもしれません。ただし、そこまで大きな差は生まれないので、「一生に一度の留学だ!」くらいの意気込みな人であれば出し渋るところではない気がします。
もう一つデメリットを挙げるのであれば、せっかく1校目で慣れた環境を放り出さなければいけないことです。「あれ?さっきは環境を変えることが重要とか偉そうに言ってたのに・・・」とお思いの方、そうは言っても新しい環境に慣れるのには精神的な疲労は付き物です。転職を3回経験している私が言うのだから間違いありません。Comfort zoneを抜け出すのです。
English Fella2の生活を一部公開します
周りの学生について
私が在籍していた時のEnglish Fella2の学生国籍比率は、ざっくり
韓国4割、台湾3割、日本2割、その他(ベトナム、中国など)1割
ぐらいでした。同じお国同士でお友達グループができがちです。
日本人学生はというと、大学生と社会人(Company Student)が多くを占めていた印象ですが、高校生一人で来ている子もいましたし、当時24歳の私よりも年上のベテラン社会人もいらっしゃいました。
Company Studentというのは会社からお金が出され、給料をもらいながらセブ島で勉強に来ている方々をそう呼んでいました。すべて自費で来ている私から羨望の対象でしたが、それと同時に「この人たちには負けられない」という私のハングリー精神の礎になってくれていました。実際成績も私よりいい人あまりいなかったような気がします。
滞在場所(お部屋)について
部屋はドミトリータイプの3人部屋にしました。一人部屋やファミリー用の部屋などもあります。複数人部屋だと、どんな人と一緒になるかはランダムですが、どうせ1週間や1か月で皆いなくなります。どうしても嫌なら、管理スタッフに言いましょう。私の場合は最初日本人3人→日本人2人と台湾人1人→日本人私だけ台湾人2人みたいな感じで結構入れ替わりがありました。
こことは別にだだっ広い自習専用室もあります。
トイレは非常に詰まりやすく、トイレットペーパーは流せませんので、使ったら置いてあるゴミ箱に入れるというなかなか不衛生な感じです。我慢。でも毎日掃除の人が持って行ってくれます。ウォシュレット?そんなものはありません。必要ならこういうのを日本で買って持ってきてください。
あと、水道からの水は絶対に飲んではいけません。お腹を壊します。学内のいたるところにウォーターサーバーがありますので、日本からマグとかタンブラーを持ってきてくださいね。
ちなみにこの記事のサムネはプールです。誰でも入れます。夜はライトアップされてなんだかムーディです。
食事について
宿泊費には3食分の食費も含まれており、時間になると食堂が開いてビュッフェスタイルの食事が提供されていました。出されるものは韓国料理っぽいものが多めでしたが、私は結構美味しいと思っていました。
平日の夜は夕食後も自習時間と単語テストがありましたので、外出はせず、土日にタクシーやジプニーを使って市街地まで友達とお出かけします。
※治安が良いとは言えないので、必ず複数人行動を推奨されます。
セブ島はSMモールやアヤラモールなどが有名で、外食も楽しめます。
肝心な英語学習について
カリキュラムはいくつか用意されていますが、最低でもマンツーマン授業は4コマ。1コマ=50分なので、少なくとも3時間20分は先生と一対一で話をする時間が取れます。嫌でも英語を聞いて英語で考えてレスポンスするという能力が向上します。グループ授業は1〜2コマで、成績がいいとネイティブ(アメリカ人講師)のグループも選択できました。※2018年当時のみかもしれません。
また、English Fella2の先生方はフレンドリーでとても話しやすく、中には特筆してプロ意識が高い先生(決まって少し年配の女性)もいました。ある先生に「貴方にはこのコースはもう退屈でしょうから、ビジネスコースに変更したら?」と勧められて、最後の1ヶ月のみコース替えしました。
ちなみに、マンツーマンの先生がどうしても相性が悪い!という場合は管理スタッフに申し出て変更も可能です。
English Fella2 オススメです
セブ島の2校しか知らない私ですが、初心者や初めて留学に行く人には、個人的にアカデミックな印象が強い2校目よりもこちらの方がオススメです。
English Fella2では、のびのびと広いカレッジの中で学ぶことができます。加えて、詰め込み勉強しやすいスパルタな学習環境は、自立して勉強に取り組めない人や、ついつい遊びたくなってしまう人にとってはうってつけの環境です。貴方の英語力を着実に培ってくれることでしょう。
ここでの経験を糧に、この後外資系に転職した私は年収を1.5倍にしてもらったのでした。よかったねぇ。
次回以降の記事ではフィリピンで入学した2校目の語学学校について書こうと思います。よければXもフォローしてくださいね。