年賀状イヤイヤ病
毎年 かかる病気のようなものがある。
年賀状を出すのがめんどくさくてたまらないのである。
今年は郵便料金も値上がりしハガキも85円になってしまった。
年々枚数を少なくしてはいるけれどもこの値上がりは大きい。
おまけにうちは今年喪中であった。
できたらもうそれを機会に相手がうちのことなど忘れてくださらないだろうか…
年賀状を出そうとするには、まず住所録が入っている滅多に使わないPCを立ち上げねばならない。
インクカートリッジも極たまにしか使わないのにいつの間にか減ってる。
ここからもううんざりする…
PCのご機嫌を伺いながら長い間開いてない筆まめだっけ？を立ち上げようとするが、古すぎてなかなか出てきてくれない。
サポートが終了しているとか何とかメッセージまで出てくるがそんなことはもうどうでもよい。
ようやく出てきた住所録を見る。
この人達って本当にお付き合いあんの？
気づけば20年30年、それ以上も！年賀状だけのやり取りをしてる人が何人かいて、その意味がわからなくなってきた。
例えば学生時代の友人、以前同じ会社だった同僚、この人達にいつも書く事がないのだ。
「お元気ですか？」
「また会いたいね」
そう書きながら心の中では
「絶対に会わんよなぁ…」
「顔も覚えてないよ…」
社交辞令が辛くなってきた。
もうやめたいよ、お付き合いが無いと言っても良いくらいの人達だ。
たぶん相手から見た私もそうだと思う。
とにかくめちゃくちゃやりたくない仕事のようにめんどくさくてたまらない。
いくらPCが宛名を書いてくれて適当な
「あけましておめでとう」
が印刷できたとしても、なんだ？
この義理でイヤイヤやってる感は？
もうやめたい、やめたい！
年賀状っているの？
毎年私がかかる
「年賀状イヤイヤ病」だ。
今年は特にひどく本当にやめたくなってきた。
オットに聞くと
「同じように出す」と言う。
えっ⁉️
まだ出す気なん⁉️
そもそもコイツが何も考えず出すものだから多い時は100枚以上出していた。
相手から来なくなってもちゃんと見ていないから分からずにいつまでも出す。
ほぼオットの会社関係だ。
私の職場は年賀状を出し合う習慣がない。
ようやく近年オットは定年をきっかけに会社関係には出さなくなった。
枚数は半分くらいに減ったがまだ多い。
親戚も疎ましい。
オットの親戚にはかなり迷惑をかけられたのでこの先も何があっても付き合う気はない。
少しずつ減らして行って、今年はゼロにした。
住所を知られるのさえ嫌だ。
年賀状に関してはオットは何もしない。
PCの動かし方やパスワードもろくにわからんくせに何が今年も
「同じように出す」じゃ！💢
「パソコンで印刷するのもめんどくさい」
そう言うと
「手書きにしたらええやん」
手書き？？
はぁー⁉️
アホか、今までPCで楽してきたのはどこのどいつじゃ！💢
「書くんやったらアンタが書いたら？
私はせぇへん、もうやめるし！」
オットの口から出た軽々しい「手書き」という言葉を聞いた途端、変な怒りのスイッチが入り今年のオットの分の年賀状は全て手を付けないでおこうと思った。
自分の出したい人だけ出そう、その分だけ自分で年賀ハガキを買って来よう、オットの分は知らん！
ハガキもいるだけ買うて来い！
勝手に書くなり印刷するなりせぇ！
長年の年賀状イヤイヤ病がとうとう爆発したようだ。
年賀ハガキを買ってくるのも年賀ソフトやプリンタインクを揃えるのも全部私だ。
もう嫌でたまらないのに嫌な仕事ほど早く終えたい私の性分がやってしまうのでまたまた嫌になるという悪循環…
今年も11月、コンビニに行ったついでに年賀ソフトを買ってしまった。
あれ？ 本も薄いし安くなってる？
そうだよなぁ、こういうの使う人もう居ないかもなぁ…
今はスマホでも簡単にできるんだよね。
コレ買わなきゃよかった…と少し後悔してる。
年賀状をやめたい人の為に
「年賀状じまいスタンプ」
というのがあるのを知った。
楽天市場のサイトを覗くと…
ほぉ～！
これは便利じゃないか、この世は年賀状をやめたい人がこんなに増えてきたってことか。
来年 我が家に届く年賀状にもスタンプが押してあるかもやしれぬ。
このスタンプも良いがそれほど枚数も無いし、すぐに要らなくなるような気がする。
とりあえず今年は自分の分だけで良いのだから、小数の方々に年賀状を出すことにする。
そして
「この人はもう良いよね…」
そんな感じの人に
「会いたいね」とは書かずに年賀状の片隅に
シールを貼ることにした。
年賀状じまいシール！
これも人気があるようで売り切れてるデザインもあった。
こうやって少しずつ減らして行こうと計画中である。
上手く行けば来年、再来年はもっと楽になり、裏面印刷した年賀状を買ってきて宛名だけ何枚か書けばよいようになってるはずだ。
年賀状文化は昭和なのかもしれない。
学生時代はクラスの友達とやり取りしたし、好きな男の子にコソッと出したり…
平成にはすでにネットも発達していたので年賀状は減り始めていたと思う。
ここ何年かで年賀状じまいをするシニア世代が増えてきた。
高齢になって作業的にも金銭的にも大変だからかな、と勝手に理解していた。
そして年賀状じまいをする人が羨ましくて仕方なくなってきたのだ。
自分はそこまで高齢ではないが、必要性や手間を考え直してみるとやはり
「もう良いのでは…」に辿り着く。
SNSも発達し、友達とならLINEで十分かもしれない。
あけおめスタンプとかね🎍
SNS繋がりの方々にも年賀状を頂いたりしていたが、それこそ今年からその中でのご挨拶にかえさせていただきたい。
今まで年賀状をくださった方々、
本当にありがとうございました。
<(*_ _)>
あんこ姉さんは毎日どこかが痛く、もの忘れがひどくなり、何をするのも面倒くさくなり、老眼に悩まされ、職場ではこき使われ、疲れが取れない毎日で、色々と辛いこともあったんですが……
それなりに楽しいこともありました。
♪( ´▽｀)
少し早いですが
来年もよろしくお願いします
(* ᵕᴗᵕ)⁾⁾⁾ ꕤ
あ！
来年はヘビ年⁉
姉さんはヘビが超超超超超…
苦手です…💦
ฅฅ°́Д°̀))ｷﾞｬｧｧｧ🐍ｵｶﾈﾀﾏﾙ ﾗｼｲｹﾄﾞﾈ😂
そしてですね、年賀状を減らすことをここまで決心してコンビニに行ったんですよ。
自分の分たった15枚(予備含む)の年賀ハガキを買っておこうと思って。
そしたら
「まだ仕入れてないんですよ…」
「いつも12月15日くらいからよく売れるんで…」
ｶﾞ~( ꒪⌓꒪)~ﾝ･･･
あんこ姉さんの嫌な仕事ほど早く終えたい思いはまだまだ通じなかったわよ、
12月初め…