虐待。溺れる海水浴。山に置き去り。HSS型HSP+ACスナックママの人生ブログ
こんにちは。虐待サバイバーのあんこです。
私は54歳ですが、最近まで虐待の記憶や刷り込みに苦しんでいました。
今はもう、受け入れて→手放しました。
今なら、整理できてるから書けると思ったので、ブログ書いています。
我が家は、家族で旅行や買い物や海水浴には行く家だった。
うちは、親から、
「声が気持ち悪い、喋るな」
「お前の顔は不細工で鏡が割れる」
「ブスだから連れて歩くと恥ずかしい」
「産まれた時、友達がお祝いに来てくれたけど、ブスで色黒で恥ずかしくて見せたくなかった」
「気持ち悪いから笑うな」
「何、ニヤニヤしとんねん」
「お前の息で家が汚れる。息とめろ！」
「おるだけで迷惑かけてるとわからんのか」
「汚い手で触るな」
と、毎日言われて
何か悪いことをしたという理由を付けては、張り倒される、何時間も正座させられる、晩ご飯ナシ、家事をしろ、〇〇禁止、などのお仕置きがある家でしたが、
なぜか、旅行やお出かけはする家でした。
旅行
車で旅行の道中、喋ってはいけない。
お土産を見る事はだめ。
当然、買わせてもらえない。
当然、お菓子などない。
どういうわけか、子供の分は食事がなかった。※親のを分けてもらっていた。なので旅行中は空腹。
手を繋いだりはしてもらえないし、好きなところに行ってはいけないし、探してもらえないので、迷子にならないようについて行くだけ。
はしゃいではいけない。
笑ってはいけない。
楽しいわけないです。家より緊張するし、そんなお出かけでした。
買い物
母親は洋服を見て買うのが大好きで、毎週のように繁華街までバスで行きました。が、もちろん道中は喋ってはいけないし、ひたすら母の買い物待ちです。
時々、おもちゃ売り場に放置してくれる時だけ楽しかったです。家におもちゃなんかないので。
父も一緒の時は、車なのですが、車の方が、咳をするのも動くのもダメなのでとてもキツかったです。※タバコを吸うので臭いし煙が来るのですが。
バスでは周りの目を気にして親が怒らないので少し余裕があります。
母が服を見てる間、父は本屋さんに行くパターンでした。なので本屋さんについて行く時はたくさん本が読めて嬉しかったです。
屋上に遊園地があるデパートがありましたが、母が買い物が終わらない時だけ父が屋上に連れて行ってくれましたが、もちろん何も乗れません。みんなが遊んでるのを見ていただけです。
ぐるぐる回るお菓子を詰めるやつ、
あれもさせてもらったことないなぁ。
レストランはほとんど行ったことがないです。
おばあちゃんとかが来た時だけ。
海水浴
海水浴は何度も行きましたが、必ず、すごく沖の、足が届かないところまで連れて行かれるのです。
そしていくつ数えるまで顔出すなと潜らされる。
何回も溺れかけて海水を飲んで死にそうになるのが海水浴というものだと思っていました。
山
父が山が好きで、よく車で山に行きました。
上の方まで車で行って、登山道でもなんでもないところによく入らされていました。
強くなるための練習なんだと思っていました。
父がもっと奥に行くというので、私はそれ以上登れなくて、ここで待ってろと、山の中に置いて行かれたこともあります。
という具合に、
まったく楽しくないのですが、なぜか家族で色々行っていたので、夏休みの作文とか日記は書けるんです。
溺れるほど沖まで無理やり連れて行かれるのが海水浴だと思っていたし、
山の中に置き去りにされるのが山登りだと思っていたし、
ひたすらついて回るか本屋に放置されるのがショッピングだと思っていたので、
虐待されてるとは分からなかったです。
今考えると、ただ、父と母の都合に付き合わされていただけなのかなぁ。
でも、海水浴なんて、子供がいるから行くんだろうけど、、、私達のために連れて行ってくれたのかなぁ。
それとも、溺れさせる快感のために、海水浴のフリして連れて行かれたのかなあ。
そうかもしれないな。
夏休みにどこにも連れて行かない親、って学校とかでバレないように、ちゃんと家族団らんしてますよってフリして、
海水浴で足が届かない沖まで連れて行って、頭を押さえて沈めたのは、そういうことだったのかもしれないな。
またね
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