「障がい」の障壁

障害者雇用という言葉に従って、就労支援所という場所へ通った過去があった。
社会へ出るために、自身の尖りを消して「マル、◯、円球」になる(なりなさい、と強要されると言った方が適切かもしれない。)
ダイバーシティなんて、建前で
多様性なんてほんの限られた企業にしか存在しない、日本。

98%の企業は、なんにせよ前提には
「従前たる日本的な考え」である事を1番大切にし、発想より何より、
大切なのは「周りの輪を乱さない事」
結局の所支援という名の押し付けで、前習い的な思考と人格形成を行う、一種の収容所かと思いました。


私の通った場所は

前述した通り

社会へ右習え
障害者はこうあるべき

社会は障害者を障害者雇用として受容してくれる場所ではなく
職場と言われる場所は、障害者らしい人を、そして障害者らしい振る舞いを強く求める場所だと思った。

何か前向きに夢を語れば
遠回しに叶う事は無いと言われ
私はそこに身を置くだけで体調を崩すようになった

「寄り添います」と程のいい嘘を並べる支援員に嫌気が刺して
そもそも、誰の事も信じない私は、1年経った頃自分で活動する。
という選択をしたのだ。

元々、失敗する事に恐怖はなかったし
失敗しても、やる事はまだあるじゃない

そんな感じで今に至るのだった。

これは私の経験則からはっきり言える事なのだけど
「無理はしない」
「好きな事は思い切りのめり込む」
「よく寝る」
この3つを守っていれば、人生は大体うまく行く。

あとは、見切りは早く

至ってシンプルで
それだけ

そうそう
今の仕事は障害者雇用でもないし
思うような給与と、働き方が出来ている

悩むななんて言わないし、
人は千差万別。
障害者だからできないと暗示をかけられたり
人から勝手にネガティブな意味で肯定される事は違うと断言する。

思い悩んだりする事あるよね
当事者って本当に辛いの解るよ
でも、自分からブチ破って新しいステージに上がってみるのもいいかもしれない。
そう私は思うのでした。

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