デスクワークに多い腰痛 原因はお腹?
腰痛は日本人の6割で起こっていると言われています。
中でもデスクワークで起こる腰痛が多く、仕事や私生活に支障をきたすまでの症状が起きて
来院される方もいらっしゃいます。
今回はデスクワークに多い腰痛の原因がお腹にあった症例をご紹介します。
症例:50代男性 会社経営者
症状:2年前にぎっくり腰を起こしてからデスクワークが長くなると腰痛が起こり、酷いときは右足に痺れを感じる。
他の整骨院で治療していたものの、あまり症状に改善が見られない点と、治療に行く時間があまり取れないため
出張での施術を希望。会社にお伺いし、ポータブルベッドでの施術をしました。
座っている姿勢を確認すると、右肩が下がり右骨盤に重心が乗りやすい状態になっていました。
右肩下がりを指摘すると、趣味がゴルフで月に2回ラウンドを回るため、スイングの姿勢が常に右肩が下がるそうです。
ゴルフでの運動時痛はなく、特にスイングしづらいなどの症状もないそうです。
ここから体幹や股関節の可動性検査や筋出力検査を行なっていきます。
検査結果:体幹 腰椎右側弯、L4/5狭窄
前屈→背中が張る感じ
後屈→10°程度で腰〜お尻に痛み
右回旋→可動域↓
股関節 右:SLR↓(もも裏に強い張り)
左:屈曲↓、外転↓↓、外旋↓
左股関節の屈曲・外転・外旋可動域が悪いため、右足に重心が乗っていそうでした。
次に触診で骨盤の位置関係や筋肉の緊張を検査していきます。
検査結果:右骨盤後傾、仙骨右後下方、骨盤右回旋
右腰方形筋・右中殿筋touns↑、左内腹斜筋MMT↓、左中殿筋MMT↓
検査の結果、左股関節の可動域、左足に重心を乗せるために必要な筋出力が低いことから、右足の重心が乗りすぎてしまい痛みが起きていました。
また、右足の痺れは右腰椎4/5の狭窄によって起きていました。
治療後は左足に乗りやすくなっており、後屈時の痛みも消失していました。
治療中の話の中で、実はゴルフでここ最近スライスしてしまうことが多かったとのことでした。
現在は腰痛の治療に加えて、ゴルフスイング時の重心移動の治療を並行して行なっています。
出張施術と聞くと重症な患者さんがやっているものという認識の方が多いですが、この方のように治療に行く時間が
なかなか取りづらい社長さまや主婦、小さいお子様がいるお母さんが多いです。
気になる方は一度ご相談ください。
さいたま市を中心に出張での施術を行なっています。
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七里・岩槻での出張施術なら出張整体Anker
柔道整復師:石田 拓弥
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