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おばちゃん、無職認定となる~アラカンの就活その8

会社都合退職となったおばちゃんは、先日はハロワへ行き失業保険の受給申請をした。待機期間を過ぎ、職を得ることなく初回認定日をむかえた。

最初の説明では「コロナ対策として郵送手続きもあり」と言われたが、振込が遅くなる点と資格者証が郵送となる点で、やっぱりハロワに行くことにした。どのみち就職相談をしなければならない。初回認定日以降、次の失業認定日までには2回以上の就活をしないと認められない。転職サイトに応募したっていいし、派遣登録した会社にエントリーしてもいいし、就活と認められる活動は幅広くなっている。

前回のハロワで紹介状を何件もらったことか。第一陣は全滅した。転職サイトはもっと応募したがお祈りメールが届くだけ。カウントするのもやめてしまった。まあ、今日もいくつか求人票をもらって帰ろう。

認定の指定日時にハロワに行ったらとてもにぎわっていた。認定を受ける人たちの席がけっこううまっていた。検索のパソコンにもひとつとびでけっこうな人数が使用している。

書類を提出して、ちょっとして名前で呼ばれた。窓口のおねーさんが、マイナンバーカードで本人確認したのち資格者証と次回用の失業認定申告書をくれた。かんたんな説明のあとでもう1枚、「次回の認定日はとても混雑すると思うので郵送をお願いしています」とのこと。そんなものなのか。連休もくるし処理も大変なんだろうな、、、と考えながら、もらった資格者証の受給金額を確認して、おばちゃんはため息をついた。

こんなものよね。予想通り。1日この金額以下で過ごさないと。そして、やっぱり早く仕事を決めないと。

検索して紹介状をもらうために待つ。呼ばれた窓口の人、あれ?見たことあるような。。。話し方、内容等々、最初のちゃきちゃきおねーさんではないか。むこうも「あんからさん、あいましたよね?こんなことあるんですね~!」とびっくりしていた。おばちゃんとの会話した内容の記憶があるらしく、トントンと話が進んでいくし、ねらい目情報をくれる。

一か所、履歴書を折り曲げないで郵送との指定がある会社様があった。おねーさんがアンダーラインを引きながら説明してくれたが、頭の中では、え?普通じゃない?え?ハロワ案件って三つ折りが許されてたってこと?などぐるぐるしていた。「封筒あります?」ときかれて、一瞬なに?と思ったら、「折らないで送る大きな封筒」と言われ、「いつも100均で封筒とクリアファイル買って折らずに郵送していました」と伝えた。「白いのあるからあげますよ」と、白い上質紙の「応募書類在中」と朱書きが印刷された封筒をごそっと持ってきてくれた。「頑張っている人にはあげる」と笑っていた。「、というのは冗談で、封筒ください、って言ってくれれば出せますよ。あれば、ね?」と教えてくれた。

「がんばりますね!」「がんばりましょう!」と封筒を持って帰った。早速に履歴書と職務経歴書、添え状を作って投函する。今日の案件は締切が早いから結果も早かろう。

翌日、スマホに着電があった?ハロワからだ。なんだろう?と出てみたら、昨日のおねーさんからだった。「いくつか求人票送ったので、見て気になったら電話して」とのこと。ささーっと見て気になった会社様の応募締切が近かったので、すぐに電話した。郵送は間に合わないから、取りにいかないといけないです、と伝えたら、「求人番号教えてくれればマイページに追加するので、それを印刷すればOK」と。ネット社会はすごいな。3分もしないうちに応募中に追加され、印刷して投函しに行った。

ハロワ案件でも、結局、知っている企業様へ応募している。そう考えると転職サイトにおいては、けっこうチャレンジャーだな、と思うおばちゃんであった。

☆☆☆☆☆

失業申請のコーナーもかなり混んでました。会社を辞めて、離職票が届いて、今から開始の皆様です。若い人も、高齢の人も、夫婦で来る人も、ハロワはみんな事情を抱えた人たちの集まりです。

100カメの撮影したら、すごいストーリーが撮れそうだな、と思いましたが、ほとんど顔出しNGになっちゃいますね。

お読みいただきありがとうございました。お邪魔しました。




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あんから
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