生きてはいたがサボっていました
久々のoutput
個人の記事としてイラスト使わせていただきました!
もし、問題ありましたらコメントいただけたらと思います。
さて、この本、どの巻の表紙も素晴らしく、正直、この本を読もうと思ったきっかけは、kindleでチラッと見た時のこの美しい表紙です!!さらに、それをきっかけにレビューや評価、サンプルを読んだことから始まります。
さて、この本は
星系出雲の兵站 1〜4 (ハヤカワ文庫JA) Kindle版 林 譲治 (著)
星系出雲の兵站-遠征- 1 〜5(ハヤカワ文庫JA) Kindle版 林 譲治 (著)
何がおもしろいかと言えば
①科学的な考証がよくなされており、ろくに勉強しなかったとは言え、物理科の自分が読んでなるほど!と思えた。
ー作者は帝国海軍や兵站に詳しい人で、自分以外の作品の科学考証もするらしい・・・と聞いている。
②異星人との遭遇!と言うとアメリカ映画や宇宙戦艦ヤマトのようにいきなりドンぱちが始まるものだが、実はそうでは無い。お互いが有利になるようお互いに相手の情報を探ろうとしたり、隠したりなど。
③後半の「遠征」になると、謎の宇宙人の生態が少しずつ明らかになっていくが、その不思議な生態が少しずつわかってくる所で読み進めてしまう。
④さらに後半、地球からの移民の歴史に隠された事実が判明し・・・
⑤「兵站」の話は上の内容を紡ぎ出すための背景みたいな感じ?でした。
という感じですかね?それだけでなく、出てくるキャラクターの設定や、各星系の経済や社会背景などを読むのもおもしろかったですね。
ただ、優秀な人とそうでも無い人の差が激しく、優秀な人は圧倒的に優秀すぎて、そんな人ばかり集まってくるところは出来過ぎですが、多分そうしないとストーリーがなかなか進まないんでしょう。
ちなみに舞台は、地球からの移民後数千年(4000年くらい)たった出雲星系を中心としたいくつかの星系。地球は過去のものとなっており、どこにあるかもわからない状態です。宇宙を舞台としたファンタジー小説ですね。
全9巻、夜更かししてあっという間に読んでしまいました。個人的にはオススメです。
全巻の表紙に小説をイメージした美しいイラストが
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