2022年の目標
お久しぶりすぎですみません。。
今年はもう少し更新頻度を上げて頭を整理させたいと思います。(自己満足ですみません🧬)
わたしは大学3年の春休み、つまり4年生を目前にした時期に、脚本を書いていた。
とにかく必死に書いていた。
朝から夜まで頭を悩ませて、自分の昔入っていた子供劇団に向けて書いていた。
ミュージカル劇団だったので、作詞なんかもしちゃっていた。
わたしの大学時代は、早くから始まる就活時期によって大学の健全な学習ができなくなっているということで、4年の4月に一斉に企業の募集が始まる形になっていた。
まあそんなのは形だけで、実際は3年の夏にはこつこつインターンに行ったり自己分析を始めたり、自己実現に向けていろいろ動き出してる人がほとんどだった。
ほとんど、というと語弊があるだろうが、わたしの眼にチラついていたのはそういう人たちだった。
でも就職する気などさらさらなく、とはいえフリーでなにかをやっていくことなんてできないし、そもそも何するんだよと思っていた。
私の大学4年間は全て、わたしとは何かの追求に充てていたので、将来何をやりたいとか、どんな分野に行くかとか、本当になんにも考えなかった。
考えたくなかった。
ほんというと演劇活動には力を入れていたけれど、プロの現場を見てみると、劇場を職場だと思えなかったのだ。
今思えば、わたしとは何かを探すために演劇を利用していただけのお客さんだった。
お前、カウンセリングしたいなら病院に行けよと演出家に言われたこともある。
本当にお恥ずかしい話である。
それからはプロの人と一緒にやるのは違うと思い始め、自分のために脚本を書いた。一人芝居も何本か書いて大学で発表した。
友達もいないので観客などいないのだけれど笑
自慰行為もはなはだしいが、整理させないと本当に頭がおかしくなりそうだった。
というわけで、就職活動なんか全くする気が起きなかった。
だがわたしは焦るのだ。
いつもそう、けっきょく焦ってレールに乗って行く。
脚本を書き上げ、自分の今後を考えたわたしは、好きなことを仕事にするのは辛いと思っていた。
精神的にも、経済的にも。
なにもやりたいことはないし、労働をしたくない。
どうせ働かされるならお金が稼げるところがいい。
親に面倒を見られるなんて一番嫌だし東京も出たくない。
そして不動産業界に入った。
めちゃくちゃなイメージがあったので、なにかふっきれるかもしれないと思った。
演出家に、お前はもっと遊べと言われたことを胸に、たくさん遊びまくるつもりで入社した。
…
そして、5年が経った。
ここでようやく本題笑
5年間遊びまくったわたしのモットーは、ほとんど知識をつけず、不動産屋としての立ち振る舞いをすることなく、わたしのままで、お金を稼ぐことだった。
ほんとにめちゃくちゃな働き方だったが、目標は達成だ。
考え方も柔軟になり、心が楽になった部分もある。
堕ちよ生きよ、そう安吾に言われたように生きている。
だが、ここでまたひとつ壁が立ちはだかった。
友人がバタバタと結婚して行く。
わたしはいい歳になってしまった。
役割で縛られるのが嫌だし、親戚付き合いも吐き気がするし、家庭という機能はわたしには不必要と思っているゆえに結婚は考えられないし
自分の遺伝子を残すなど考えられないので出産も無理だ。
なので無理なのだ。
だけど歳はとっていく。
先が見えないのが怖いし、友達と会話の波長が合わなくなって行くのも寂しい。
わたしというだけの存在でいたいわたしから、妻になり母になっていく友達は離れていってしまうのは当然な気もする。
またその距離に焦り始めた。
だが今回は自分の人生に自信を持とう。
わたしはわたしで、幸せの形を作っていこう。
まずお金がないのは無理。
お金がないと自由が奪われる。
お金を稼ぎ続ける。
そしてけっきょく自分のスキルがないのも嫌に思えてきた。
なので回りくどくなってしまったが、今年の目標はきちんと仕事の知識をつけ、プロとしてお金を稼ぐことだ。
5年目の意見じゃないけどね。
やっと自分の人生に誠実に生きようと思えたことは成長だと思う。
ここまで読んでくれてありがとう❤️🩹
あなたは優しい人だね。
おわり。
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