
【ものづくりが好きな方へ】RENEW2018 まち/ひと/しごと展 購入品をレビューします。
こんにちは。森あんじゅです。
この記事では去年と今年とボランティアスタッフとして東京から福井に来て働き、なおかつこのイベントをとっても楽しんでいるわたしが購入したもの達をレビューしたいと思います。
その前にRENEWを知らない方向けにちょっとご紹介しますね。知っている方は飛ばして早速レビュー読んでください!
*この記事もおすすめです。
【RENEWのボランティアスタッフになった理由】
RENEWってなに?
「RENEW(リニュー)」は、持続可能な産地づくりを目指して2015 年に福井県鯖江市河和田地区でスタートした産業観光イベントです。会期中は普段出入りできないものづくり工房の見学を通じて、作り手の想いや背景を知り、体験しながら商品の購入が楽しむことができます。コンセプトは「来たれ若人、ものづくりのまちへ」。最近では担い手として移り住む若者が増えてきていることから、RENEWでは「移住EXPO」など、産地の未来を醸成する様々なイベントも同時に開催し、地域内外に気づきの輪を広げています。RENEW公式HPより
つまり「職人さんとお話ができたり、工房を見学できたり、ワークショップがあったり、福井のものづくりをまるっと楽しめるイベント」です。
RENEW2018の特別企画 まち/ひと/しごと展ってなに?
4回目の開催となる今年は特別企画「まち/ひと/しごと-Localism Expo Fukui-」が開催されました。
RENEW/2018特別企画として開催する「まち/ひと/しごと -Localism Expo Fukui-」とは“ものづくり・食・教育・福祉・コミュニティ・IT・防災”といったキーワードで、全国で行われている社会的意義の高い活動を紹介するショップ型の博覧会です。展示・販売・トークイベント・ワークショップを通して、全国の様々な領域の取り組みを深く知り、体感することができます。活動に取り組む当事者から直に想いやストーリーを聞くことで、県内外の人々がこれからの地域のあり方、暮らしのあり方を捉え直す4日間です。まち/ひと/しごと展公式HPより
とても簡単に言うと「北は山形、南は鹿児島から各地域で情熱を持って活動している21団体が集まるショップ型の展示会」です。
これも本当に素敵でした。会場から出て来るお客さんの表情もなんだか明るくて、楽しげで最高なんです。
例えば受付で何回かお見かけした奥様は「いや〜〜わたしね、朝から4時間もこの企画の会場にいてね。他の工房回れてないのよ。」とおっしゃるんです。
地域の会館のホールなのでそんなに広くないのに4時間。でもそのくらい濃い展示だったとわたしも思います。
出店者はアツい方が沢山いらして…そんな風に実際にものづくりされている方と話すのってとんでもなく面白いんです。その【場】が一般に解放されてるんです。やばいイベントです。
こだわりはもちろん、どんな織り方で色を出してるとかこの部分が難しいとか現場に人にしか伝えられないような細かい話がもう本当にたまらない。
ということで前置きが長くなりましたがそんな見所満載の「まち/ひと/しごと展」から、全部購入したい欲を抑えつつ購入したこだわりの品たちをレビューします!
とうふ屋さんの大豆バター 580円
ぱっと見ピーナッツバターのようなこちら。
原料は国産大豆をメインに黒糖・メープル・アーモンド・きな粉と香ばしい素材で作られています。無添加です。
一押しの食べ方は焼く前のパンに塗ってトースト。大好物のバタートーストとハーフにしたらごちそうになりました。
味は濃厚なきな粉って感じです。ときどき出会うお豆がぷちぷちしていて良い。
合わせるドリンクとして個人的におすすめしたいのはホットミルク。
じゅわっと美味しさが広がるバター&大豆バターの贅沢なトーストに、まろやかでクリーミーなホットミルクで安らぎます。
ゆっくりと体に染み渡るような大豆バター。濃厚で贅沢な朝を過ごしたい人におすすめです。
わざわざの残糸ソックス 2足セット1000円
こっくりした2色が印象的なこちら。他にも福井では赤など4パターンほど組み合わせがありました。
サイズ展開はMとLです。今回はMサイズを選びました。(足は25.5cm、甲が浅いタイプの形。)
キュっとぴたっとした履き心地の靴下です。ぴったり。しめつけタイプが好きな人には心地よい履き心地だと思います。
わざわざの残糸ソックスは長野の靴下メーカー タイコーさんの倉庫にある残糸をどうにか活用できないかと、わざわざの平田さんとメーカーさんが試行錯誤して作られた靴下だそうです。(有名なブランドのお洋服になっているような糸らしい。)
形を変えて商品になって糸も嬉しいだろうし、メーカーさんも嬉しいし
消費者も良い靴下で嬉しい。まさに三方良し。(四方良し?)
こういう背景も含めて愛せる、素敵な製品。ただこの靴下はほぼほぼ合成繊維で出来ているため、肌の弱い人は少しちくちくするかもしれません。
でもわたしがすこぶるいいな!と思ったのは色が移りにくいところ。
革靴NAOTさんのサボや黒いスニーカーを愛用しているので、綿の靴下だと革や生地の色がよく移ってしまうのです。
とくに長い時間着用するときにはこの残糸ソックスを愛用しようと思います。生地も程よく分厚いし、長持ちしそうでうれしい。
(何度も履いて洗濯しているのにこの色移りしてなさはすごい。)
それから、わざわざ平田さんの書く文章がすこぶる素敵で考えさせられるので読んでみてほしいです。好きです。
久留米絣のもんぺ 12000円
うなぎの寝床さんが久留米絣の工房と協力し、テキスタイルから作ったもんぺ。薄くて軽くて細身なんです。
軽い素材なので冬はすこし心許ないかな。でも1枚あると持ち運びに便利。
膝の部分は生地が2重。裾は実はゴムが隠れていて絞ることもできて前にはでっかいポケット。
実用性重視で着心地もすごくいいです。
生地はこんな感じ。ネイビーと迷ったけど今回はグレーにしてみました。縦糸が黒、横糸が白でグレーの色味を出しているんだって。
164cmのわたしはMサイズにしました。もう少しダボっと履きたい人はLでも良さそうです。(サイズは男女兼用)
ゆるっとした履き心地だけど見た目はゆるすぎないの、いい。自転車乗る人やよく旅をする人におすすめです。
Yohaku×うなぎの寝床「KATA」Tシャツ 5000円
スタンダードなTシャツ。日常に寄り添うような定番のデザインで、七分袖です。
この「KATA」Tシャツは同じ型で織り目違いのものを作られています。ぜひ触って好み感触の物に出会ってみてほしい。織り目で印象や肌触りはかなり違います。勉強になりました。
今回はダブルフェイス編み地(一番柔らかくて好みでした!)のSサイズを購入。それぞれ男女兼用のサイズ展開です。
肌馴染みが良くて、やさしい気持ちになれます。綿100%ですが洗濯してもシワにもなりにくい感じがします。長く使えそうで嬉しい。
RENEW2018 まち/ひと/しごと展 購入品のレビューまとめ
以上が購入品です。今回はお財布との相談で購入しなかったものも多々ありますが…笑 全て購入してよかったと思える品々です。
「まち/ひと/しごと」展の出店者さんはどちらも店頭に立たれている方がとっても素敵でした。熱意をもってものづくりされているのが伝わります。
福井は少し遠いかもしれないけれど、RENEWに出向いてそんな方々が作られたものにぜひ触れてみてほしいです。
そして今回レビューした商品のお店のWebサイトをチェックして気にいる物があれば、手にとってもらえましたら嬉しいです。
ではまた。読んでくださりありがとうございました。
*
いいなと思ったら応援しよう!
