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ひたむきに誠実に【福井微住2週目】
いつもの拠点、東京を出て福井へやってきた。
1ヶ月限定の暮らしの2週目の記録です。
1週目の記事は上記からどうぞ。
もりもりこなす、作業。
2週目はとにかく作業と仕事をしました。
特に気合いを入れて取り組んだのは仕事の基盤・仕組みづくり。この前noteにシェアしたデザイン工程表もそのひとつです。
他にもデザインのヒアリングシートの見直しと再編集、制作したアイテムの見える化とお仕事依頼noteのリライト、お写真の整理(2200枚→1600枚)などなど。
ムダになってしまっていた時間をきちんと掬い取りたい。そのための土台づくりをがっつりやりました。頑張った。
ペース配分を考える
仕事の基盤づくりと日々の仕事に毎日1日10時間から12時間没頭。
そしたら2週目の最後の日、糸がぷっつり切れたみたいに背中に強めの痛みがやってきました。どうやら頑張りすぎてしまった。
福井での生活も折り返し地点で。1人合宿の気持ちで来ているからなんだか焦る気持ちもある。だけど、背中が痛いのはよくない。
どうにもペース配分がぽんこつだったみたいです。温泉に連れてってもらってなんとか耐えたけど、3週目はもう少し考えなきゃなと思っています。
文化や工芸を学ぶ
作業をもりもりこなしたといいつつ、時折外へも出ました。
ひとつは先週から始まった『河和田微住』プロジェクトの報告会。
彼女たちがこの1週間の河和田暮らしで学んだ事を聞いたり、台湾の子達が作ってくれた台湾料理を食べたり。
住んでるとわからない「気づき」って沢山あるんだな。そういう意味では私もよそ者なんだけど。国を超えるとさらに別の視点から見れるようです。面白いな。
もうひとつ印象的だったのは越前和紙の工房『長田製紙所』の見学。
和紙づくりに必要なの素材は、原料・軟水・練り。上記は「トロロアオイ」という練りです。原料同士をくっつける役割があります。
紙の原料は主に木の皮。それをクタクタに煮てからゴミなどを除去します。最も多く使用されるのは楮(こうぞ)で、また素材ごとにも特徴があるそうです。
模様はひとつずつ手作業でのせていきます。こちらは壁紙。この和紙は独特のつやと光沢が特徴の三又から出来ています。美しい。
知らない景色を知るのってやっぱりとんでもなく楽しくて。特に物が出来ていく過程は本当に好き。
ひたむきに誠実に
いろんな人と話して色濃くなるのは「私もひたむきに誠実にものづくりに向き合いたい」との想い。
そこから「本当に良い制作物」を生み出す事。本当に良いとは何なのか常に自分に問いただし、自分なりの答えを持ち続ける事。仕事で表現し続ける事。
そのための仕組みづくりであり、土台づくりだったからやけに頑張りすぎてしまったのかもしれない。この2週目は。
福井での暮らしも折り返し地点。
バランスよくこなせるようにゆるゆる参ろうと思います、3週目は。
ここまで読んでくれてありがとう。
来週分もお楽しみに。
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