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不倫ものが流行ってる理由を守護霊に聞いたら、愛のない現代が見えた

この記事はほぼ毎日、守護霊と喋ってる人が、
守護霊とした会話の文字起こし文章です。
信じて読んでみる?ふっふっふ。


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~この記事で出てくる人~

・守護霊
レスリー【🌊】:地球未経験の守護霊さん。淡々と人間離れした回答をくれる宇宙みのある霊。

・今回の質問者
アニヤハロム【💎】:守護霊に色々質問しまくる霊能者


💎:興味深い記事が上がってて、つい読んじゃったよ。不倫とか女性の復讐ものが最近多いから気になってて。気になってる人は他にもいたんだなと思って安心した笑。最近はテレビ放送のドラマもよく見かけるよね。別にハロムは不倫や復讐系ジャンル、そんなに好きじゃない笑。好きじゃないから流行ってるのが気になって。
記事では人気のコミック原作からドラマ化される理由は説明してたけど、肝心の不倫復讐ものがなぜ流行っているのか、までは説明されてなかった。Yahoo記事の方のコメントに目を通したけど、なんで流行ってるのかは皆もイマイチ分からないみたい。ぜひこの謎を解き明かしたいな笑。

🌊:不倫ものが流行しているように見えるけど、本当の焦点は不倫ではないんだよ。主人公が不倫するストーリーも、主人公が不倫されて復讐するストーリーも、問題は客観的な構造ではなく、主観的な自分にある、ということなんだ。
わかりやすく、不倫を殺人に置き換えてみよう。主人公が人を殺すストーリー、または主人公が大切な誰かを殺されて復讐するストーリー、ということになる。でも殺人をする理由には、必ずその時のその人の環境や社会構造が含まれる。やむにやまれない理由で殺人をしたとしたら、行き着く先は爽快な気分にならないと分かるよね。大切な誰かを殺されて復讐するのだとしても、それは主人公ではない誰かのために人を殺すということになる。これらを鑑みると、殺人というテーマでは、客観的、または俯瞰的な目でストーリーを語らなければ成立しない。
けれど不倫は、主人公が不倫をするのは、先程言った人間関係や社会構造など考えずに、ただ都合の良い相手が欲しかった、寂しさを埋めてほしかった、という理由でもストーリーは成立する。実際、不満がある、寂しい、という気持ちを抱える一定の観客にはヒットする作品を作ることはできるだろう。不倫される側が主人公であっても、主人公の勘違いで誰も不倫などしていなかった、というオチでもストーリーを作ることができてしまう。
物語は主人公たった一人の視点から語られ、観客側には主人公が知っていること以外の情報を隠すことができる。だから短時間でストーリーを構築できるし、色々な人の気持ちを考えたくない観客には必ずヒットする。
今の世の中は忙しないし、漫画やドラマに長時間張り付いて楽しんでいる余裕はない。だから素早く頭に入る内容でなければ大ヒットは作れない、という縛りがある。そしてさらに、多様化した現代で大ヒットを作るのはかなり難しい、という縛りもある。制作サイドは、大ヒットが出ない中でも、中ヒット、小ヒットする作品の傾向を分析した結果、先程の原則があることが分かった。主人公は「私」=観客。そして主人公は自分のことしか考えない。さらに自分に被害をもたらした誰かが、自分と同じくらい不幸な目にある様を見る、という現実ではそれほど起こらない珍しい機会を得て、それを見た観客は主人公と同じタイミングでスカっとする
不倫というテーマは、主人公が主観で動く、不幸が発生する、仕返しができる、という非日常体験が繰り返されるのにぴったりのテーマだったんだ。

💎:非日常体験ね😂。不倫がレクリエーションみたいに言うね笑。気になる点がいくつかあるな。
色々な人の気持ちを考えたくない観客、っていうのはどういうこと?ストーリーに色々な人の視点が入ってくるのは、邪魔くさいってことかな?それとも作り話だけじゃなくて、現実でも他人のことなんてどうでもいい人が増えてるってことかな?

🌊:色々な人の視点があったほうが面白い、と思う人は不倫ものは楽しめないだろうね。非常に単純な構造でできているストーリーが多いから。複雑なことを理解するところまで頭を使いたくないと、無意識に避けているんだ。現代は情報が多いからね。自分で情報を取捨選択する以外、情報を減らす手段がない。様々なところで広告やニュースが入ってくるから。
そういうこともあって、現実でも頭が疲れている人が多い。そうなると、日常的に誰かの背景を想像する、または汲み取るということも嫌になってくる。現実と虚構はリンクしているよ、どんな時も。情報ダイエットが必要な時代だね。

💎:じゃあ不倫ものが好きな人は池井戸潤さんの話、絶対楽しめないじゃん笑。
情報ダイエットは必要だと思う。情報の減量とか言ったら、なんかかっこいいよね。40代くらいのベンチャーの社長が言ってたらバズるワードになるよ!笑


情報を減量して一流を見つける――新時代のリーダーが見つめるネット社会

※画像はAIです

今回のゲストはMantra Tecの現CEO、ライリー・サントス氏。たった100ドルで立ち上げたテック企業で世界に進出した秘訣とは?

Q:フェイクニュースが溢れる中、どのように本物に触れるのでしょうか?
サントス氏:私はあえて、毎日5分しかSNSやポータルサイト、検索エンジンを利用しないことにしています。これを『もっともらしいメディアの減量(Diet of plausible media)』と名付けて社員にも共有しています。ダラダラ見続けると、ディグばかりやってしまう。時間の無駄なのです。ソーシャルメディアはチープな情報の温床です。現地調査や、人と話すことで得た情報が鮮度のいい本物だし、一流への近道だと思います。

💎:↑↑健康に良さそうなフェイクニュースができた笑
不倫が流行ったのは偶然?それとも不倫、っていうテーマには何か意味があるのかな?
主人公が主観で動く、不幸が発生する、仕返しができる、っていう3要素が含まれているなら、不倫じゃなくてもいいんだよね?
とは言ったものの、考えても不倫に代わる何かが思い浮かばない。犯罪ではないけど不幸な展開になって、仕返ししても犯罪にならない、という都合の良さがある出来事って言ったら、やっぱり恋愛が一番だよね。老人や子供が不幸になる展開は好かれないし、だからって金や暴力が出てくると、引いちゃう人が増えるから。恋愛、結婚離婚、出産育児、家庭事情が絡んでいれば、現在の日本人で大多数が経験しているから共感する人も多いだろうし。

🌊:だからメディアはやっと安定して数字を出せるテーマが見つかって、ほっとしているよ。ここ10年ほど、今までのトレンディなテーマは流行らなくなっていたから。
しかし君が言うように、不倫ものを面白いと感じるには、恋愛経験だけでなく、結婚や離婚の経験、家庭を持った経験が必要になる。ここには恋愛対象との出会いや、結婚や離婚、家庭を維持するだけの、経済的、精神的余裕が必要になる。今の30代から50代は、あと15年と言わず7、8年も経てば、子育てが終わったり、おおかた落ち着く世代になる。そうなった時、今不倫ものを楽しんでいる人数は減少する。なぜならパートナーが健康できちんと働けて、元気に子育てをする生活ではなく、自身が病気と闘ったり、誰かの介護や死別、離婚などで独り身になったり、と人生に変化が起こりやすくなる年齢に突入するからだ。そうした時、不幸に抗う、といった内容にはもう共感できなくなる。
人の不幸を主観的に見ていられるのは、自分が安定した場所にいるからだ。
その頃には今の10代、20代が家庭を持つ年齢になるが、今以上に結婚する、もしくは子育てをする人は減っていくだろうから、不倫ものはヒットを生むテーマではなくなるだろう。

💎:ということは不倫ものは、もって賞味7、8年ってことか。

🌊:実際にはもっと早く消費は終わるだろうね。

💎:なぜ?

🌊:今より不景気になったり、災害が起こったり、そういう環境になれば不幸を楽しんでいる場合ではなくなる

💎:なるほど。やっぱ流行は社会の実際を見る指標かもしれない。
だって多くの人が今はすごく不景気でいろんなものが後退してるってコメントしてるけど、暗い話が流行ってるってことは、実際は良くもないけどすごく悪くもないってことでしょ?
不思議だったんだよ、きつい時代なのに不倫とか復讐とか、うんざりするような話が流行ってるのが。今より悪くなった時、この時代をあの頃は良かったな~とか思うんだろうね笑。
上のオリコンに掲載された記事は、Yahooニュース版で読んだんだけど、そのコメント欄に、興味深いものがあってメモしといたんだ。
学園ものみたいな良いドラマより、現実的で不幸なのが好き。自分より下が欲しい。SNSじゃ幸せな話より悪い話のほうがインプレ稼ぎできる
今はYahoo掲載版が削除されたから確認できないけど、うーんが100を超えてた。でも、うーんを押すにはもったいないほど、正直なコメントだからハロムは好きだよ。共感はしないけど。

🌊:そうだね。2000年代の後半から2013年くらいまでは本当に苦しい時代だっただろう。それ以降は少しずつだが回復している。とは言え、どの程度を回復と呼ぶのかで変わってしまうけれど。
80年代のような景気には回復してはいない。ともかく90年代の前半程度には回復している。ただその前の時代が好景気だった余韻で、90年代の方が華やかだったと感じる人が多いだろうから、そこまでの回復は、一般的な市民には感じられないだろう。投資家や金融業にいる人なら、感じている人はいるだろうけれどね。
あと、情報が多すぎて今の時代の方が疲れる、というのもあるね。

💎:うちの親含め自分も、投資や金融とは似ても似つかない底辺業界に身を置いてるけど、景気回復は感じるよ。だってうちの生活は明らかに豊かになったから。

🌊:(父の職業。プライベートなので伏せます)は景気の上下にはかなり左右される業界だよ。そして君のお母さんは最も不景気な2000年代後半から2010年代前半まで金融業界にいただろう。近年では最も不景気な時だったから大変だったね。時代が違えばもっとやり手になれただろう。

💎:金融業界を辞めたから生活が良くなったよ😅。
景気が良くなっても大変なことは色々あるけど、ところで話を戻すと、良い話よりも、自分より不幸な話が好き、不幸話の方がインプレが稼げてる、とコメンターは主張したわけなんだけど、実際、こういう人は多いの?それともそこまで多くはないの?
ぶっちゃけハロムはこの考えはまったく無い。「自分より下」というのが、どういう部類の人を指すのか基準がないし。自分より金がない人、自分より非リアな人、自分より学歴がない人……って数えていったらキリがないわけで、その人達の事情を知れば、どの観点で比べるかで自分より上か下かは変わるんだよ。
時々何もかもが自分より下、と思える人と出会うこともある。でもそういう人は、努力できることを頑張らずに勝手に諦めて、上手くいかないことを他人のせいにして文句を言うような人。そんな人と自分は、すでに比較できる次元にいないし、比較したところで優越感に浸れないからさ。
自分より誰かが下だと思うことで、自分の何かが変わるわけじゃない。

🌊:その人が本当に自分より下なのか、という事実はどうでもいいんだ。ただ自分は誰かより上って思っていたいだけだからね。
不幸な人は二種類に分かれる。ここで言う「不幸な人」というのは、自分のことを不幸だと思っている人、という意味だよ。
自分を不幸だと思っている人は、「自分は誰かよりマシ」と思いたいか「自分は世界で一番不幸だ」と思いたいかに分かれる。
自分より下が欲しい、とコメントしたということは、その人は「自分は誰かよりマシ」だと思いたいグループに入る。世の中は不幸な話を求めている、自分と同じく不幸で、誰かよりマシだと思いたい人はたくさんいる、と仲間を欲していることになるね。
この2グループは欲しているものが違う、という違いがあるんだ。「誰かよりマシ」グループは、同じような仲間を求めていて誰かに共感されたい、一人じゃないという一体感を持ちたい、という欲求がある。でも「世界で一番不幸」グループの方は、仲間は求めていない。仲間がいたら世界で一番にはなれないからだ。最も不幸な自分を、誰かに認めさせて、擁護してもらいたい、つまり誰かに助けてほしい、救援者を求めている
主人公が不幸な目に遭う作品を見て、自分の方がマシと思うか自分の方が不幸と思うかの違いはあるが、自分が不幸だと思っていることに変わりはない。変わるわけじゃない、という君の考えはズレている。
変わらないことがいいんだ。不幸な自分を変えたくないんだよ。

💎:なるほどなるほど。自分が不幸だと思っていられれば、何も努力しなくて済むもんね、ある意味。
この2種類は、傷を舐め合いたいか、傷を舐めさせたいかの違いなわけだな。じゃあこれが「他人の不幸は蜜の味」とか「他人の不幸でメシが美味い」みたいな感情の理由ってことでOKなの?

🌊:理由は一つではないし、両方が複雑に混ざっていることもある。人の気持ちというのは矛盾していて、不幸でいることを望む、ということも、よくあることだ。他人の不幸を見て面白がる気持ちは、人としてごく自然なことだよ。

💎:こんなに色々と聞いた後で聞く質問じゃないんだけど、不倫ものって本当に流行ってる?笑。メディアが作り上げたトレンドかと思う気持ちも、なくはないわけよ。

🌊:メディアはトレンドを作っているほど時間的にも経営的にも余裕はないよ。昔よりメディアの数は激増しているから、電子業界はどこも激戦だ。少しでも注目されるものを扱わなければすぐに乗り遅れて売上は低迷する。
メディア業界は、一度低迷すると復活できる椅子はない業界だ。今ではトレンドを作っているのは、業界人ではなく一般の動画投稿者であったり、コメントをしている多くの一般人達だ。
会話の中からトレンドが生まれる、という本来あるべき姿がネット上で再現されている。

💎:不倫ものの次は何が流行になると思う?

🌊:パパ活レンタル家族のようなものじゃないかな。

💎:(・∀・)???何だって???(・∀・)

🌊:パパ活、といっても、その時間だけ一緒にいてお金を貰ったり、セックスと引き換えにお金を貰うものではなく、文字通り、優しくて頼りになる実父ではないパパ役がいて、その人が主人公を全面的にサポートするようなストーリーだよ。けれど、そのパパ役の男性は恋人ではない、という関係性だ。なぜなら恋人では利害関係が発生してしまいかねないからね。
例えば対象の男性が、男友達や弟と暮らしている、という設定なら安易に恋愛関係が成立しない。さらに、女性には毒親がいたり不登校だったり、保護されるべき何らかの複雑な事情を抱えている、という設定であればパパ役の重要度と正当性が高まる。
見返りを求めずに、純粋に主人公を守って世話もしてくれる、という絶対にいるはずのない理想の保護者像は、今の若者に受け入れられると思う。

💎:それはつまり……言い方は悪いんだけど、頂き女子のりりちゃんが言ってたような、無害おぢってことだよね?パパ活でも売春でもない、そして親でもないのに、主人公を金銭的、生活的に保護して支援してくれるんでしょ?おぢにスパダリ要素を加えた最終形態だね笑。
これは男性にも流行るのかな?
おぢが女性だったら、をば、とでも言うか笑。ちょっと難しい?

🌊:男性だと、この条件では難しいだろうね。男性は女性以上にパートナーや恋人を求める傾向がある。金銭や生活の面倒を見てもらっているようでは、女性の方にイニシアチブを取られていることになる。女性に頼るのは男性の理想ではないから、もしも対象の女性が恋人のような関係性であるなら、女性にとって利害関係と受け取られるような性関係の有無や、パートナーが複数人という条件は含まれると考えるべきだろう。端的に言えば、ハーレムもの、のような定番の作品になってしまう。
もしも男性向けのスパダリおぢのような作品に仕上げたい場合は、対象の女性を子供に置き換えると、似たような関係に近づいてくる男性主人公が女の子を育てる、というようなストーリーになる。そのようなストーリーは女性向けでは今までもあったが、これは男性向けだ。ゲーム配信などをして稼いでいる男性主人公が女の子を育てることになるが、手伝ってくれる妹がいたり、従姉妹がいたりして、順調に子育てが進む。そして女の子に非常に頼られて愛されている、という展開になる。

💎:若い男性が女の子を育てる……ちょっと犯罪臭が拭えない笑笑。

🌊:主人公が、頻繁に福祉を利用していたり、シングルファザーのパパ友がいる、といった設定を加えると児童ポルノの懸念も薄まる。

💎:現代の闇を見ているような気分になるのはなぜなんだろうか…😅

🌊:レンタル家族というのも、これに通ずる話になってくるのだけれど、今の10代、20代がおそらくこれから先も求めていくものは、見返りを求めずに自分を安心させてくれる、愛してくれる存在だ。この世代は希薄な人間関係の中で育てられてきた心に安心や愛情が足りないという問題は、思春期で終わるものではない。一生、解決しないままの人もいる。昭和の雑多で洗練されていなかったが人が密接だった時代には無かった問題が、現在だんだんと表面化しつつある。
自分を見てくれて、ほっとさせてくれて、心から信じられて、愛してくれるし愛したい、と思えるような人が見つからない、自らがそのような人になることもできないのが、平成に生まれ育った人たちだ。全員がそうではないが、そのような人が多い傾向にある。
もはや結婚や血縁さえも通り過ぎて、誰でもいいから自分の心を満たしてくれる人を求める世代が、じきに社会では中堅のゾーンに入ってくる。社会では受け入れられていなくても、好きな時に家族を借りる、という今まででは非常識なストーリーもどんどんと受け入れられていく

💎:記事に、キャプチャーするほど興味深いコメントがあった。今回のトピックでは紹介せずに終わるかな、と思ってたけど、内容がリンクしてるから載せるよ。
「今の時代は自由だけど不幸、昔はルールが多いけど幸せだったんだと思う。最近は高学歴でも夜のお店で働いてた話をよく聞く。夜のお店がコスパが良いと思ってしまう時代が寂しい」というコメント。今までの話を、物悲しく削り出したようなコメントだと思うよ。コメントを書いた人は20代女性と名乗っていて、ネットだから本当かは分からないけど、高学歴は◯◯だ、夜のお店はカタギの仕事ではない、みたいな昔風の価値観を崩したようなコメントだから、本当に若者なんじゃないかと思う。
夜のお店に行ってでも稼がないといけない理由は、単純に学費や生活費もあるんだと思うけど、遊興費もあると思う。今の娯楽といえば、アイドルやホストも含めて推し活とか、美容整形とかだったりすると、100万単位は普通に必要なこともある。男性だったらギャンブルとか課金をして、闇バイトに走るのかもしれないけど。でも、どうしてそういう使い方になっちゃうのかを考えると、本当は自分の心を満たしてほしいから、寂しいままでいたくないから、なのかもしれないよね。
極論に見えるだろうけど、意外と的を得てると思うな。実は推し活が流行ってる理由もずっと不思議だったんだよ。推しが無機物なら最初から不可能だけど、推しが人間だった場合でも、かけた金額の分の見返りを、相手から回収することは不可能なことが多い。だから、はっきり言ってアイドルもホストも、推すだけ無駄金をはたいてることになるじゃん。純粋に貢ぎたいならいいけど、正直、貢ぎたくてお金を出してる人はいないと思う。お金を払った時だけは、自分が必要とされてて、愛されているような気分になれるから払うんだと思う。
こういう子達を、危険とか病んでる、って言うのは簡単だけど、そんな言葉では語れない寂しさと悲しみを感じる。

🌊:本当は推し活を辞めたいと思っている人もたくさんいるよ。でも推し活を辞めたら、悲しい日常と向き合わなければいけないし、自分が頑張る動機も失ってしまう。理由なんて何でもいいから、辛い仕事でも何でもやって、稼いだらとにかく使い切って、また働いて使う、というサイクルで、自分を忘れたいんだ
日常を破滅させるほど推し活や課金をする、という人は全員ではないが、つまらない仕事をしながら、つまらない毎日、そこそこな家族、そういう理想的ではない部分を、推し活や課金でかき消そうとしている人は多いよ。気持ちに余裕がないから、良いものだけを見たい、それ以外は知りたくない、といっそう強く願うことになる。
ただし彼女のコメントだけど、今は自由だけど不幸、昔はルールが多いけど幸せ、は少し違うかな。今はルールだらけで不幸、昔は自由で幸福、の方が近い。
昔は、今で言うところのカタギの仕事でも、デジタル化もないし、不正をしようと思えばいくらでもできた。お金を稼ぐ方法が、いい方法ではないとしてもたくさんあった。無法地帯だが楽しくやれている、といった側面もあった。その分、誰かが騙されたり、害を被っていたけれどね。
今はきっちりと証拠が残るし、ルールと技術で人の行動は監視可能になった。不正も減ったけれど、緩くて楽ができる、という側面もなくなった。若者が大きく稼げる仕事は、投資など大きな元手が必要な方法か、犯罪まがいなものしか残っていないほど減少している。
ルールがあればあるほど、そこから外れることが怖くなる。でも人は恐怖を抱えたまま過ごすことは難しいから、どこかで無理をしてでも羽目を外すことで恐怖を忘れようとする。どのようなルールがあるか、今は簡単に熟知できてしまう。何でも調べられるからね。
何でも調べられれば人は賢くなる。でも賢くなるほど、恐怖は増える心が強い人はさらに賢くなれるし、心が弱い人は物知らずで愚かな人よりも人生を持ち崩してしまう。精神の在り処がより重要になった時代だね。心のあり方は自分の頭で考えなくてはいけない
何が幸せで、なぜ不幸なのか。考えれば自然に強くなれる




質問のやり方はこの記事にメソッドをまとめました。
どうすればいいか分からない!という方はぜひご参考に。
(目次の『ボリュームたっぷり回答を得る最強メソッド』から記載)


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