見出し画像

耳に入ってくる:Anizine

通りすがりや喫茶店での会話がふと聞こえてきて、驚くことがあります。何か面白いことを言おうとしているのではなく、ただ言ってる。今日はその中でも珠玉の一言があったので定期購読メンバーに4つ、お伝えいたします。

◎タクシー乗り場、ふたりの30代男性が待っていました。強制的にヒマでやることがない場というのは、無駄な一言を培養させるには最高の土壌です。

「あのさ、しばらく使ってないエアコンから最初に出てくる風って、昆布の匂いがするよな」

これは自分の「無駄会話」基準の中でも白眉です。

ここから先は

478字

Anizine

¥500 / 月

写真家・アートディレクター、ワタナベアニのzine。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。