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傲慢な勘違い。

昨日と一昨日の、八重洲ブックセンター、紀伊國屋書店でのトークイベント。立川談慶師匠と二日続けて濃い時間を過ごすことができた。

人前で話すのは体力を使う。決してうまく話そうとか、いいことを言おうとは思っていないけど、「こんな話でお金を取っていいんだろうか」とは感じるよね。相手は話のプロフェッショナルだから、そっちで元を取ってくれたと思うことにする。

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サービス業やパフォーマーは、その人が持つ希少価値によって値段が決まる。『ロバート・ツルッパゲとの対話』は、面白おかしく、「俺が来たから大丈夫」という言葉で始まっているんだけど、実際は俺が来ても何も大丈夫じゃない。つねに、「俺で大丈夫なのか」と思っている。

自分は他人から必要とされているという傲慢な勘違いを持った瞬間に、進歩は終わるんじゃないかと思いながら、おはようございます。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。