5/7：PDLB

5日働いて2日休む、一週間という仕組みはなかなかよくできていると思っていました。表現が過去形なのはサラリーマン時代を思い出して書いているからです。今はフリーランサーなので平日も休日も関係ないどころか、寝ているとき以外はすべて仕事モードですが。

「5/7」というタイトルにした直後に違うことを言い始めますが、まあわかりやすくザックリ言えば「1/3 理論」ということです。できれば仕事は2/3くらいにしたいもので、それも飛び飛びに週末を休むというのではなく、一ヶ月を三つに分けるとだいたい10日のブロックになるので、まとめて10日休みたい。

私が会社員をやめてフリーランサーになったときは、毎年夏休みは一ヶ月とる。欧米並みのバカンスじゃ、と鼻息荒くパリで一ヶ月過ごしたのですが考えが甘かったです。それができたのは初年度だけで、翌年からは会社員時代の数倍は忙しくなり、365日休みなしというスタイルが数十年続きました。最近はできるだけ休むようにしていますが、「もうここの10日間は仕事しませんから」と決めておかないとズルズルと仕事が入るので、心を鬼にして休みを宣言しています。

2019年、コロナ直前のロケはこんな感じでした。

もはや若者のような仕事ぶりはできませんから、東京にいるのを月のうち20日にして、10日はどこかで遊んでいたい。こういうことは本当に「宣言すること」が大事で、薄く2日おきくらいに仕事が入るとその隙間に何もなくてもちゃんと休んだ気がしません。手応えのある、パッケージ感の強い、脳にガツンとくる、鼻にツーンとくる、くらいの休みをセッティングしないと勿体ないのです。

そして国内にいると仕事から気持ちが離れませんから、ネット環境がないくらいの辺境に行くのもいいかもしれません。というわけで。