見出し画像

喫茶店での会話:PDLB

昨夜はウィーンの田中孝幸さんとXの「Spaces」で話しました。相手が欧州にいようが関係なく話せるというのは電話でも同じでしたけれど、誰だかわからないたくさんの人々が私たちの会話をずっと聴いている、という部分だけが違っています。Spacesを体験したことがない人のために今更ながら説明すると、「喫茶店で数人が話している内容が他のお客さんに届いていて、その話の内容をつい聞いてしまう」みたいなことかもしれません。

その直前に「Clubhouse」というサービスが登場して話題になったのですが、イメージ設計が「オピニオンリーダーが話していることがプライベートセミナーのように聴ける」というスタンスで招待制でもあったので、とても受け身のメディアだと感じられました。それに続いて当時のTwitterが始めたSpacesはツイートのやり取りがそのまま音声になっただけのように、どうでもいいことをまさに「喫茶店で隣の人が話していること」のように聴けるチカラの抜け方がよかったのかもしれません。

ここから先は

855字

PDLB

¥5,400 / 月

PDLBについて。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。