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ブラウン管に登場です。

7/1、7/8、テレビ神奈川の「イイコト!」(毎週水曜日あさ9時から9時30分)に収録出演してきました。

『ロバート・ツルッパゲとの対話』を読んでくれた番組MCからの、Facebook経由での直接オファー。こういうのって今っぽくて、うれしいですね。事務所が、クライアントが、情報解禁が、って話は、古くさく感じます。

番組で紹介したい人物は、MCが興味を持っている人を呼んだ方が盛り上がるはずだし、「ええと、この人を7分で紹介すればいいんですね」みたいな仕事ぶりはもう時代遅れのような気がします。収録のときも、伊東友香さんから、「今日は私が会いたかった人をお呼びしています」と言われて、嘘がなくて気持ちいいなあと感じましたよ。

本の宣伝ならどんなところにでも行きますけど、相手にもこっちにもメリットがないとつまらない。それによる売り上げなんかビビたるものなんだけど、本を通じた精神的な結びつきを人として確認できることがうれしい。

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俺が写真集やデザインの本を出すことにまったく興味がないのは、それをしている自分は二次的な存在だから。そこには本当は表現したいものはないから、一次的な哲学を装って、その手前のことを書いたのです。

「この写真を撮っている人は、こんな考えを持っている人だ」というのを伝えたいわけで、自分の写真をマスターピースであるかのように見せたいわけじゃない。これってあまり理解されないというか、誤解ばかり招くんだけど、俺は俺のしたいようにやっております。

ブラウン管って!

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。