![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133471194/rectangle_large_type_2_c2bafd27c3faebea7f86a50deaa00bfa.jpeg?width=1200)
メイプルソープを紐解く:写真の部屋
やっていないことを語る見本をソーシャルメディアでは日々見ることができます。やりたいけどやれない、そうしたいんだけどできない理由があるんです、という言い訳とワンセットであらわれます。何度かここにも書いたことがありますが、私はロシアの知らないおばちゃんから「私は足が悪いので、あなたの写真を見て自分も旅に行ったように楽しんでいる」とメッセージをもらったことがあります。
様々な理由で、できることとできないことがあるでしょう。それは仕方のないことです。小さな子を育てている人が自分が行きたい場所に出かけられない、というのはわかりますし、ロシアのおばちゃんのように物理的な事情もあるはずです。問題は「やりたいこと、できないこと」にアクロバティックな理由をつけて騙すことです。
![](https://assets.st-note.com/img/1710039749488-PXewSYb6yi.jpg?width=1200)
騙そうとしている相手は自分です。私は条件さえ揃えばこれができるのに、と言うのですが「条件を揃えようとするのが、努力」です。
多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。