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探す:写真の部屋

「写真を撮りに行く」という人の言葉に触れるとき、少し疑問に感じることがあります。イベントの核になるところしか見ていない人がいるからです。大草原にある一本の木、マラソンのゴールテープを切る瞬間、それらはフォトジェニックかもしれませんが自分だけの発見がない気がします。

「ここを撮っておけば間違いない」という典型をなぞっておくと成功したと思うかもしれませんが、同じモノを撮っている人がたくさんいるということでもあり、後から見たときに自分の発見の思い出にはならないはずです。

カフェでグラスにカメラを向けました。しかし表面が傷だらけであまり綺麗には思えなかったので、影だけを撮ることにしました。どんなものでもマイナスではなく、自分にとって美しいと感じる部分を探せばいいのだと思います。

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写真の部屋

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人類全員が写真を撮るような時代。「写真を撮ること」「見ること」についての話をします。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。