フジテレビの新社長はアニメプロデューサー！『推しの子』がパズルゲームを発表：アニメ業界ニュースまとめ#29
今週もアニメ業界ニュースをまとめていきます。
“アニメ界の大物”フジテレビ新社長・清水賢治氏の社内の評判と不安…一大有事に耐えうる人材なのか
フジテレビの新社長に就任したのは、これまでに『ドラゴンボール』や『ちびまる子ちゃん』をプロデュースしたアニメプロデューサーの清水賢治氏です。
以前よりANITABIもフジテレビを立て直す方法として、アニメ事業の強化を挙げましたが、その点で見れば、今回の人事は期待できるかもしれません。経営者としての資質があるかはまだわかりませんが、少なくともディレクター出身の港浩一よりも、アニメ事業を深く理解しているのは間違いありません。あとは経営層（というか日枝氏）が解体されるかどうかが肝ですね。
(令和7年1月29日)映画・アニメ分野の制作に携わるクリエイターと制作会社との取引等に関する情報提供フォームの設置について
公正取引委員会が映画・アニメ分野の制作に携わるクリエイターに対する情報提供フォームを設置しました。直近ではホロライブを手掛ける株式会社カバーの支払い遅延問題が話題になりましたが、まず間違いなくアニメ業界でも、ガイドラインに基づいた取引ができていないと考えられます。公正取引委員会の発表に要注目です。
【解説】ABEMAの“赤字支えた”存在に転機？サイバーA、ゲーム事業は四半期減益。「ウマ娘」英語版や「ちいかわ」に期待
これまでハイリスクな投資が行われたABEMAがついに黒字転換したということで、今後はメディア・IP事業で利益を積み上げながら、ゲーム事業でヒットを狙う体制に切り替えていくようです。『ウマ娘』に続くサイバーエージェント発の強力IPの出現を期待したいです。
なりたい職業で「Vtuber」が「YouTuber」を上回る人気に！1位は小学生「イラストレーター」、中学生「学校の先生」
なりたい職業ランキングを見ると、1位の学校の先生に続く形で2位がイラストレーター、3位が歌い手、4位がVTuberと続いており、どれも日本のポップカルチャーを感じさせられる職業です。特にVTuberは個人的に驚きで「小学生も見るんだなぁ」という感じ。かつて僕が小学生だったとき（2010年ごろ）に、一部の人で初音ミクが流行っていたのと同じ感じ？
“ずっとアニメで生きていこう。” KADOKAWAアニメ制作スタジオ合同リクルートを初開催 ー入社後の研修や働き方改革も全面支援ー
KADOKAWAグループ内の6つのアニメスタジオによる合同リクルートを初開催するようです。たしかに合同リクルートの方が、採用業務を効率化できるし、ノウハウの共有も狙えます。
株式会社ドワンゴ、株式会社ブックウォーカー、株式会社KADOKAWA Connectedによる3社合併に関するお知らせ〈ドワンゴ〉
ドワンゴ、ブックウォーカー、KADOKAWA Connectedが吸収合併され、ドワンゴが存続会社となるようです。おそらくKADOKAWAとドワンゴの代表を務める夏野剛社長が、より直接的にIT事業を指揮したいのではないかと思われます。特にブックウォーカーは、KADOKAWAにとって貴重な電子書籍サービスになので、Kindleを始めとする電子書籍サービスに負けない体制を作ってほしいです。
『【推しの子】』初の公式パズルゲームがスマホで配信決定。最新情報を発信する公式Xアカウントも開設
普段スマホゲームをあまりやらない方なのですが、個人的には音楽ゲームを所望でした……。音楽ゲームだと流石に権利とかリソース管理が大変か。
特別開催！生成AIアニメでミリオン再生を狙う『ホリエモンAI ANIME CAMP with Nonomen』事前登録開始、今日から7日間30％オフ
ビジネスインフルエンサーの堀江貴文が手掛けるホリエモンAI学校でAIアニメキャンプが開催されるそうです。私自身、DomoAIを駆使してAIアニメを制作したことがありますが、短期間でAIアニメを制作することは十分可能です。特にSNS向けコンテンツなら尚更。ただし個人的には、映像編集の基礎的は部分をちゃんと学んだ方がいいとは思います。それこそカット割りの基本とか。
100分でフィギュアが完成！生成AIと3Dプリンタで作る「デジタル民芸品」の世界
クリス・アンダーソンの『MAKERS』より、3Dプリンターは注目されていたわけですが、生成AIで3Dモデルを簡単に作れるようになった今、誰でも簡単に「デジタル民芸品」が作れる時代になっています。