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アニメの歴史を変える大作が生まれるかもしれない小説大賞がスタート!:アニメニュースまとめ#9

今週もアニメニュースをまとめていきます。


受賞作品のアニメ化・書籍化を確約!「アニセカ小説大賞」開催 ツインエンジン&ストレートエッジ主催

『しかのこのこのここしたんたん』のプロデュース実績があるツインエンジンと、『ソードアート・オンライン』などの電撃文庫のエース級作品の編集を務めた三木一馬の小説プロデュース会社・ストレートエッジが、アニメ化を確約する小説大賞を実施するらしい。

これはつまるところ、京都アニメーション大賞のパクリ(悪い意味ではありません)である。

IPのアイデアを小説という形で公募することで、斬新なアイデアを取り込みつつ、自社IPを拡大していくのが狙いだ。

しかも今回はツインエンジンとストレートエッジが主催するとのことで、アニメ化だけで無く、書籍での売り上げ向上も見込める。

京アニ大賞は正直なところ、原作小説の売り上げが伸びないことがデメリットだったが、今回の小説大賞であれば、原作者のインセンティブが大きい。

それに加えて、近年のツインエンジンは、意欲的な作品が増えてきており、自社出資であれば、作品のクリエイティビティも担保されそうである。

応募期間は2024年12月5日までで、応募形式は『小説家になろう』だ。はたしてこの大賞から、歴史を変えるような大作が生まれるのだろうか。楽しみにしたいと思う。

ソニー新作「Concord」発売2週間でサービス終了の衝撃…財務担当は“自社IP不足”を英紙で言及、先行きに注目集まる

ソニーの新作ゲーム「Concord」が発売2週間でサービス終了とのこと。莫大な予算が投じられていただけに、損害も大きいだろう。

また、ソニーのCFOが「自社IPが不足している」と発言。たしかにソニーは、オリジナルゲームのIPを確保できていない。対抗企業である任天堂が超強力なIPを持っているだけに、なんとかソニーも自社IPを開発したいところだが、どうだろうか。

アニプレックスが保有しているIPは、海外ゲーマー向けでもないと思うからなぁ。でも、海外ゲーマー向けにアニメ作品と連携してIPを作ってみるのはアリかもしれない。

睡眠時間改善の一助に?1周年迎えたポケモン×睡眠ゲーム「Pokémon Sleep」日本からの支持圧倒的…継続プレイヤーからは好影響も示唆

有名キャラクターがバーチャルアシスタントをしてくれるようになれば、あらゆる領域で生活レベルが向上すると思う。ポケモンでもいいけど、何かもって萌えキャラ的なのも悪くない。

日本アニメの成功から学ぶ、中国アニメに求められることとは?―中国メディア

中国目線で日本アニメの素晴らしさを解説した記事。日本アニメが普遍的なテーマを扱っているのに対し、中国アニメは民族的な要素に強く依存しているとのこと。また、日本は個人や小規模スタジオが主導で制作するためにブランドが生まれているが、中国は組織が大きくなりすぎて識別性が低くなる傾向にあるらしい。

表情豊かな3D顔アニメーション、カメラ制御付き動画、群衆行動などを生成する様々なAIモデルが登場。XRとAIに関連した注目論文をピックアップ〜SIGGRAPH 2024(2)

3DCGの国際展覧会であるSIGGRAPH2024で発表されたレポートの中から、3DCGに関する論文をピックアップした記事。『数分間のエールを』というアニメ映画を見て思ったが、3Dでできることは、2Dの手描きアニメの上でもできる。とりわけ、キーフレーム間を補完する技術は驚異的だと思う。


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