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実写動画を3DCGにするWonder Animationがヤバすぎる:アニメニュースまとめ#17

火曜日になってしまいましたが、今週もアニメニュースをまとめていきます。


今週のホットトピック:実写の動画を3DCGアニメーションに変換できる「Wonder Animation」のベータ版がリリースされる

これまたとんでもない生成AIが登場しました。実写動画を3DCGアニメーションに変換できる「Wonder Animation」です。

しかも、これは動画変換というよりは3Dモデルの生成なので、あとからBlenderなどの3DCGソフトでカメラワークを変更することもできます。

これは実に驚異的なことで、あとから「Pencil+」などのツールでセルルックにすれば、かなりの自由度で日本アニメを作ることができそうです。

実写動画を3DCGアニメーションにする方式なので、アクションシーンや複雑な動きを動画で撮影してから、それをアニメにすることもできそう。この使い方であれば、工数を大幅に削減することができるかもしれません。

立役者はアイマス?CyberAgentが“ウマ娘反動”乗り越え2年ぶりに成長転じる…今後は「ちいかわ」にも期待感

サイバーエージェントが2024年9月期の通期決算を発表。ABEMAが黒字転換に成功したことで、これからは増収増益が見込めそうです。

そしてサイバーエージェントはゲームだけでなくアニメでも「ヒットの法則」を確立させようとしており、今後は『ウマ娘』に匹敵するIPの創出が求められます。

Visual Bank株式会社、寺田倉庫と業務提携契約を締結

クリエイターの創造物の管理・流通を手掛けるVisual Bankと老舗の保存保管業の寺田倉庫が業務提携契約を締結。手始めにVisual Bankは寺田倉庫の営業代行を行うとのこと。漫画やアニメの原画には長期的な価値があるので、ストレージビジネスとIP管理は相性がいい。

ぴえろとRed Dog Culture Houseが業務提携契約を締結

ぴえろが、韓国のアニメスタジオ「Red Dog Culture House(RDCH)」との業務提携契約を締結。手始めにRDCHのウェブトゥーン作品『異世界剣王生存記』をアニメ化するみたいです。

東宝、シンガポールにIP事業拠点 アジア全域を担当

東宝がシンガポールにIP事業の法人を立ち上げたことを発表。アジア全域でのアニメビジネス拡大を目指すとのこと。3大配給会社の中だと、今のところ東宝がもっともアニメ事業に力を入れている気がします。

東映アニメ、2Q(4~9月)決算は売上高6%増、営業益49%増 昨年の映画「スラムダンク」大ヒットの反動減こなし過去最高業績を更新

『ドラゴンボールDAIMA』の放送で、過去作品の配信収入が伸びているとのこと。そうなってくると、より「リメイク」の傾向が強くなりそうです。

「ポケカ」のスマホゲーム、数日で1,000万DL&売上1,000万ドルとの推測 日本市場は課金旺盛…世界的に反響得る

これは絶対に売れますね。NFTと結びつけたらもっとヤバいことになりそうですが、それはまだなのかな?

アニメはやはり「dアニメストア」が強い…満足度調査で8年連続首位 550円の安さ魅力も「DMM TV」追随

やはり「安い」というのが大事で、だからdアニメストアとDMM  TVが人気。

推し活とお金に関する実態調査

松井証券の調査によれば、推し活の一環で「推し活投資」というものがあるらしいです。例えば「ガルクラが好きだから東映アニメに投資!」みたいな。でも実際、「これは売れる!」と思った作品を手掛ける企業に投資すれば、パフォーマンスを発揮できそうです。

未納滞納の取引調査で業務圧迫…イラスト取引サービスが「適切な税務申告と納税」クリエイターに呼びかけ

イラストコミッションサービスのSkebが「適切な税務申告と納税」の実施を呼びかけました。地方税や年金を未納にしてしまったことで、事務作業がより煩雑になり、結果的に本業に手が出せなくなるのだとか。当たり前ですが、フリーランスには一定の税務知識が求められます。

「ホロライブ」のカバー、業績予想を大幅上方修正 コラボ案件や“トレカ”新商品好調、利益率向上にも期待

下請法違法で公正取引員会に勧告されたばかりのカバーですが、業績は相変わらず絶好調のようです。オタクたちがVtuberにハマりまくっているのが、よくわかります。

サウジアラビア発アニメが日本放送 「脱石油」で狙うエンタメビジネス【WBS】

中国のアニメが日本アニメに比べて世界で売れない理由の1つとして、民族性が強いことが挙げられていた記事を読んだことがあります。今回のサウジアラビア発のアニメも、民族性が強いので、世界を狙うのは難しいでしょう。一方で、中東であればその限りではなく、本記事にもある通り「2030年までには中東のマーケットサイズは2倍、もしかしたらそれ以上に伸びる可能性が高い」という結果になるかもしれません。

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