ラブライブ!スーパースター!!2期11話「夢」感想
このnoteは「ラブライブ!スーパースター!!」TVアニメ2期のネタバレを含みます。私が思ったことを好きなようにざっと書いたものになります。
本編
東京予選結果
前回が予選の結果発表の途中で終わったので、今回はその結果発表から。
結果を待つとき、千砂都はかのんと手をつなぎ、かのんに笑顔で頷きます。
言葉にはしてないけど、まさに「大丈夫だよ。」って言っているように見えました。
結果はLiella!がFinalist。なんと東京予選を突破しました。
個人的に好きなシーンがこの予選突破の情報直後、Liella!が横1列に並びリアクションするところです。何が好きって、みんなが驚いている様子なのに嵐千砂都だけは少し笑顔でいるように見えました。もちろん、ドキドキはしていると思うのですが、千砂都はLiella!を信じ続けたからこそあの表情なのかなと考えました。
涙ぐみながら抱き合ったりします。涙ぐむLiella!を見て真っ先に思い浮かんだ歌詞はこちら。
この日、この瞬間のためにかのんたちは前に進んできたんだと思うと、私ももらい泣きをしてしまいました。
そして、Liella!が立つステージからの景色がうつります。ここのシーンも好き。
このシーンを見て思い出すのは1期3話のクーカーの景色。あの頃は2色の景色でしたが、今は9色と色が増えています。
その後、マルガレーテは「認めない!」と発言します。それに対してかのんは「スクールアイドルは1人じゃない。みんなと一緒だからステキなライブができる。」と答えます。まさにその通りだと思いますが、あまりにも正論過ぎてマルガレーテにはつらい一言になったのでしょうか。
喫茶店での打ち上げ(?)から年越し
かのんの家の喫茶店で決勝進出のお祝いをしていました。
個人的に、またオレンジジュースを飲んでるところとかが気になるところですが・・・
このシーンを見てて思ったことは、「年を越せた」です。
ラブライブ!無印、ラブライブ!サンシャイン!!でも年越しは描かれています。(虹ヶ咲は「お正月」みたいなシーンはなかったですが。)
しかし、ラブライブ!スーパースター!!1期ではありませんでした。それは、クリスマスに開催された地区予選で12話が終わったしまったから。LoveLive Days内では描写がありましたが、アニメとしてはありませんでした。
それが、今回はTVアニメの中でLiella!のみんなが初詣に出かけている様子をみれた。ある意味、このシーンからも「予選突破」を感じました。
マルガレーテの夢
「マルガレーテちゃんにも何か事情があるはず」とずっと疑問に感じたかのん。SNSからマルガレーテは神宮球場前にいることがわかり、かのんは直接話を聞きに行きます。
個人的には、マルガレーテが間違えて音を鳴らしちゃうところが人間らしくなったように思えてよかったです。こうしたところが、雲の上にいるような存在から、話がしやすくなったように感じます。
マルガレーテの目的は「ラブライブで優勝しお姉ちゃんとおなじ音楽学校に行くこと」でした。「夢を奪った」という言葉があまりにも重く感じました。
重い選択
その後、かのんは理事長から呼び出されます。内容は「ウィーンの音楽学校へ留学の話が来ている。」でした。
この音楽学校とは、マルガレーテが行きたかった音楽学校。この話自体、かのんにとっては"大きなチャンス"です。
しかし、ほかのLiella!のメンバーはかのんの留学について噂に聞き、心配になります。かのんの家に来てこっそり中の様子を見ようとするぐらいまで心配します。個人的にはここのシーン。
ここのきな子ちゃんの真剣な表情が好きです。このところ、スクールアイドルを誘ってくれたかのんに対する「スクールアイドルのお誘い」のように見えました。かのん先輩と一緒にスクールアイドルをやりたい気持ちが表れているんかなと思いました。
それに対して、かのんは留学を否定します。
ここで"道"という単語が出てくるのがぐっときますね。8話挿入歌の「Chance Day, Chance Way!」を思い出します。
マルガレーテと千砂都
かのんがLiella!メンバーの前で留学しないことを宣言する様子を見ていたマルガレーテ。その様子を千砂都は発見します。追いかけ、マルガレーテから事情を聞くと「かのんがウィーンに留学するなら戻ってきてもよい」と答えます。
ここのシーン、気になるところは3つ
1つ目は「教えてくれるまで離さない!」という千砂都の本気な顔です。幼馴染、かのんの隣に立つものとして、かのんの事を知りたいという気持ちが伝わってきます。
2つ目は、かのんの留学の選択の重さが増すことです。
留学に行く場合はマルガレーテの夢は叶う。留学に行かなければ、Liella!のみんなと一緒に次のスクールアイドル活動ができる。
個人的には、トロッコ問題のように感じてしまい、すごくつらく感じました。
どんな選択でも苦しい選択になってしまう。かなり重たい問題のように感じました。
3つ目はかのんの歌のレベルです。かのんについて、本当のことを知りたいと思った千砂都は、かのんの歌が世界で注目されるレベルだと驚きます。それに対して、マルガレーテは「わかってないな」という反応をしていました。
個人的に考えたのは、マルガレーテの家族でのかのんの立ち位置。今までの言動をみていても、マルガレーテは「澁谷かのん」は知っていても「Liella!」は知らないのかなと思っていました。かのんのもとで音楽を学びなさいって、どんだけかのんに期待してるんだ?って思いました。
千砂都の判断
そして、最後、屋上で千砂都はかのんに「留学に行ってほしい。」と言います。背中を押す千砂都。
千砂都はなにを思って「留学に行ってほしい。」と言ってるのか。きっとかのんの背中を押すためだとは思うのですが、もっと深い理由があったりするのかな?
最後に
前回もそうだったんですが、「ここでおわるの!?どうなっちゃうの!?」って終わり方をされると気になって仕方がないですよね。
今回なんて、頭の中は「東京大会で勝って決勝進出!」しかなかったものですから、いきなり留学がでてくるとは思いもしませんでした
この記事公開の当日が最終回「私を叶える物語」の放送日。
何が叶うのか、ラブライブ決勝はどうなるのか、Liella!たちはどうしていくのか、楽しみで仕方がないです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
前回、10話「渋谷に響く歌」の感想です。
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