ラブライブ!スーパースター!!2期10話「渋谷に響く歌」感想
このnoteは「ラブライブ!スーパースター!!」TVアニメ2期のネタバレを含みます。私が思ったことを好きなようにざっと書いたものになります。
本編
まさかの展開?
いきなりヘリコプターが出てきてとても驚きました。まさかシブヤレポーターが上空からレポートするとは。正直、ヘリコプターがでてきたときはどこかの学校の理事長かと思いました。
高い位置にいたのは、マルガレーテも一緒。渋谷のまちをビルの上からみてどんな事を考えているのでしょうか?
一方、Liella!のメンバーは北海道にいました。吹雪の中で動画を撮ろうとする夏美。相変わらずの無茶をしています。
北海道に来たのは、冬合宿をやるため。合宿の場所決めで、かのんは1年生の夏合宿に顔出していたことを2年生たちにバレてしまいます。怒る2年生たち。でも、かのんが北海道に行くこと自体は電話の会話でわかっていたと思います。フットワーク軽いかのんちゃんなら、様子をみにいくってことは1期5話の経験から想像つきそうですよね?(特に千砂都は)
まぁ、責められて、必死に弁解するかのんを見るのもいいんですけどね。
OP前にかのんがきになる一言を言っていました。
「今回は1年生も一緒に!」
この言葉の真相はOP後にわかります。
1年生と2年生がペアを組む
OP後は1年生と2年生がペアを組むシーンから始まります。
千砂都と四季のペアは「振り付け」。
恋とメイのペアは「作曲」。
かのんときな子は「作詞」。
すみれと可可と夏美は配信の準備をしていました。
ここで気になる一言の意味がわかります。OP前にかのんが言っていた「今回は1年生も一緒に!」とは、東京予選に向けた準備のことを指していたのだと思います。
1年生それぞれが先輩につき活動しますが、1年生は一歩引いてしまいます。どうしても自信がないんだなとわかります。
四季は昆虫で千砂都との関係性を喩えいたり、恋とメイはゲームにハマっていたり、かのんときな子はヨガをやっていたりとそれぞれの個性が出ているシーンでした。個人的には、ゲームをしてる恋メイが好きです。メイが「こんなことしてる場合じゃね」とツッコミ、恋がそれで気づくあたりが2期7話から変わっていない関係性なので、ちょっと笑っちゃいました。
リモート会見
Liella!のリモート会見。かのんが積極的に喋る姿から、かのんの思っている本音の言葉のような気がして、個人的に好きな部分です。
一方、ウィーン・マルガレーテは相変わらずな様子。「低レベルであることを教えるため」「本当の歌を教えてあげる」と発言します。極端な表現、変わらない表情はウィーンの世界観なのかもしれないなとおもって見ていました。
この「本当の歌」とは何かをかのんは考え込んでしまいます。
しかし、マルガレーテの動画を見て、「勝つ。それだけが伝わってくる。」とかのんは表現します。そこに気づいたかのんは次の日の練習メニューを決めます。
翌日の練習は・・・
かのんはLiella!みんなに「練習なし」と伝えます。
恋「私たちは、うまくなるために、勝つためにと考えすぎていたのかもしれません。」
かのん「それを一回忘れたいんだ。」
個人的にはここのシーンが本当に好きでした。いままでのLiella!はあまりにも勝ちを意識しており、ラブライブってそういうのじゃないよな?と思っていました。特に、ラブライブ!サンシャイン!!で、単に「勝ち」だけがラブライブじゃないと教えられていたように思います。ここで、かのんちゃんたちがこの「勝つ」だけにこだわってはいけないことに気づけたというのが個人的に嬉しかったです。
思いっきり遊ぶLiella!のメンバーの姿をみて、とてもほっこりしていました。スケートが怖いメイ、わかさぎが釣れない可可、雪だるまの丸に興奮する千砂都。こういう日常的な側面もいいですね。
個人的には、夏美が「雪合戦がしたい」と主張したところが嬉しいですね。マニー、再生数、いいね数など目の前の数字を追いかけるようなイメージがあったので、子どもらしい一面が見れたと思います。
さらに頑張れる
夏美は遊んだことを「時間の無駄だった」と言っていましたが、遊んだからこそ、かのんの作詞は進み、みんなも練習のモチベーションが高まっていました。
そして、気合を入れて練習や作詞、作曲、振り付け、衣装作りなどが進んでいきます。
すみれが衣装のデザインをかいていたシーン。見たことある衣装で思わず声が出てしまいました。2ndライブのあの衣装がくるとは。
そして、それぞれが役割を果たし、焚き火を囲みます。
「一生懸命頑張って、みんなに応援してもらって、みんなで成長できる。」
かのんのこのセリフってまさにスクールアイドルだなって思いました。μ’sもAqoursももちろんですが、虹ヶ咲でも共通している部分だなと改めて思いました。(特にアニガサキ2期は「みんなで」が強調されていましたね。)このセリフは心に刺さりますね。
きっと、マルガレーテは「みんなで」の部分が欠落しているのかな、と感じました。
予選当日の舞台袖
予選の舞台袖、マルガレーテとLiella!は会って言葉を交わします。
マルガレーテの「本当の歌」に対して、かのんは以下の言葉を言います。
「違う。違うよ。そんなの本当の歌じゃない。」
この否定の言葉、かのんの答えというよりもスクールアイドルの答えなように思いました。マルガレーテがあんなにも自分の世界を作れていたのはスクールアイドルの否定の上であの実力を持っているからだと思います。焚き火のシーンにもありましたが、スクールアイドルは歌やダンスの実力だけではない。それがかのんの否定に含まれているように思えました。
予選!
ライブで披露された「Sing!Shine!Smile!」。心温まるような曲だなと感じました。よくよくみると、頭の上でのクラップがあったりと、「みんなで」を意識しているのかなと思いました。
同じ舞台、同じ黄色い照明を使っている部分もあるのにマルガレーテとLiella!では正反対のようなパフォーマンスでした。
最後に
次回予告は千砂都がナレーションでしたね。マルガレーテの手を引いている様子もあったりと気になるところがありますが、それ以上に予選がどうなるか!ですよね。
個人的には、Liella!が勝つと思います。(予想というより、90%ぐらい願望かもしれません。)「本当の歌」に対する答えを出したと考えると、決勝でマルガレーテと対決はないのかな?というのが僕の考えているところです。
あとは、マルガレーテとどんな話をするのかが気になるところです。
あと2話。どんな流れになっていくのか楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
前回、9話「勝利のために」のnoteです。
ラブライブ!スーパースター!!2期の感想をまとめたマガジンです。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?