ラブライブ!スーパースター!!3期4話「No rain,No rainvow.」
このnoteは「ラブライブ!スーパースター!!」TVアニメ3期のネタバレを含みます。私が思ったことを好きなようにざっと書いたものになります。
もし、ネタバレが嫌な方は、本編のアニメをご覧になってから、こちらのnoteをご覧ください。
(ネタバレ防止のため、最初に少しだけ宣伝です。)
前回の第3話のnoteは以下からご覧ください。
本編
小さい頃の鬼塚姉妹から始まります。
ノートにバツ印を書く夏美。
このシーンだけで、今回の内容がなんとなくわかります。
今回のお話、絶対にヤバイ。覚悟を決めたシーンでした。
代々木スクールアイドルフェス後
フェス後の動画を撮るシーンから始まります。
代々木スクールアイドルフェスのステージがすごく話題になっているという話が出てきます。
Liella!とトマカノーテのどっちを応援しているのか、ナナミたちに迫る可可。
すみれが「裏切る気ーーー?」ってなるのがめちゃくちゃ面白かったです。
一方、トマカノーテの3人は?
かのんがLiella!のステージを動画でみていました。
その様子をみて、勝つ気あるのかマルガレーテに問われてしまいます。
そのマルガレーテに対して答えたのがこの言葉。
かのんちゃんらしさが詰まっていていいセリフだなと思いました。
1話でLiella!のみんなに話をした、あのときのキラキラ感がここでも残っているのがすごく好きな部分です。
一方、冬毬が今回は練習に参加しています。
どうして今回は参加しているのか、気になるところです。
かのんが「やる気になってきた?」と問いかけますが、それに対しては「必要があれば練習する」と答えます。
かのんやマルガレーテからすれば、「何故練習する必要が出てきたか」が聞きたいところなのですが、そこまでは教えてくれないですね・・・難しい。。。
偶然バッタリ会っただけで・・・
ランニング中、Liella!とトマカノーテはバッタリと会ってしまいます。
マルガレーテの「負けないから」の一言で険悪になる雰囲気。
対抗するように「可可たちも負けませんヨ!」と可可が答えます。
それをあたふたしながら見ているかのん。
かのんらしさが出てて、好きなシーンです。
ただ、より険悪なムードだったのが、鬼塚姉妹。
冬毬の「姉者は本当に続けるつもりなのですか?」という問いに対して、夏美が「当たり前ですの」と答えます。
スクールアイドル、夢に対して考えが対立していることがわかります。
あの代々木スクールアイドルフェスのライブを見て、冬毬が何を思ったのか、「思い知ってもらう」ということはもしかして、冬毬は夏美に真っ向勝負で勝とうと思っているのか?
個人的にすごく気になるところです。
追っていった先には
鬼塚姉妹がその場からいなくなってしまった後、急にコメディ展開(?)となります。
ずっと面白くて笑っていました。
四季がしれっと発信機を夏美につけていたのも面白いし、それで場所がわかるのも面白いところです。
急に探偵ごっこが始まり、「練習中ですよ!」と突っ込む葉月先輩。これもまた面白い。どちらかというと突っ込まれる側が多かったイメージなので、ギャップを感じました。
「うしひさし?」と困る可可。きっと初めてくるところなので、そりゃ読み方がわからないですよね。
その後ろで、「落ち着く景色っすー」とくるくる回るきな子。
「これを見に!」と大仏に向かい、茨城観光をするかのん。
「ギャラ」と言いながら倒れるすみれ。突っ込むマルガレーテ。
ここのシーンは面白くてずっと笑っていました。
そして、夏美の家を見つけ、四季の「とりあえず確認」の一押しで「夏美はここですの〜」が爆音で流れる仕様。やり方が強引すぎて笑ってしまいました。
その発信機が虫型でめちゃくちゃ大きいのも面白かった。
四季のメカの被害を被っているのが夏美というのも、2期6話のころから変わらず、Liella!の関係性を感じる場面でした。
鬼塚姉妹の過去
夏美が夢を叶えられなかった過去が流れていきます。
夢ノートをゴミ箱に捨て、暗い部屋で夏美と冬毬が話をするシーン。
あまりにも重い言葉。
冬毬にとっては、いろんな夢に向かって頑張っている姉者が好きだったのかなと思います。
しかし、その夢が叶うことはなかった。
夢を追いかけることが、姉者の希望を奪い、夢を奪っていった。
ここのシーンで明らかに冬毬の表情が変わっているのをみると、すごく切ない気持ちになるし、いかに「夢」という言葉が重たいのかを感じました。
夏美の部屋にて
夏美の部屋にLiella!たち、マルガレーテは集まっているシーン。
そこへ冬毬がきます。
かのんの言葉に対して、冬毬は「夢を叶える才能があるからです。才能があるから、ラブライブ!優勝ができた。」と答えます。
まず、初めのこのシーンからすでに苦しい気持ちでいっぱいでした。
かのんからすれば、「本番で失敗してしまう」という大きな壁をさまざまなことを努力して乗り越えて獲得したラブライブ!優勝。「才能があるから」という一言で片付けられたらたまったもんじゃないですよね。
でも、冬毬や周りの人からすれば、もともと歌唱力があるかのん。マルガレーテも含め、いろんな人に勝ち、いろんな人の上に立ったからこそ掴んだ優勝。負けた人たちも同じように努力をしてきているが、結果として「負け」になってしまっている。では、何が勝敗を分けたかと言われれば「才能」と答えるわけです。
この「才能」という言葉の重さが、スーパースターだなと感じる部分の一つになっています。
そんな中、夏美は今の夢を語ります。
夏美が夢を語る姿ってすごく惹きつけられるなと改めて感じました。
夢が叶わなかった過去があるからこそ、あの重さを感じるのだと思います。
そして、「頼られる存在になりたい」という言葉。まさに部活動として代替わりすることも含まれていてすごく好きなところです。
しかし、冬毬はこの語った夢を全て否定します。
「未来のことなんかわからない」と話しかけたかのんに対して、冬毬は「未来のことがわからないから続けていいのか?ダメだったら?」と返します。
「あなたたちと姉者はスクールアイドルをしているときだけの関係かもしれないが、私はこれまでもこれからもずっと姉者を見ていくことになるんだ」
「もう傷ついてほしくないのです。姉者に。」
学校での部活動と家族、とても残酷な言葉でありつつも、冬毬の覚悟を感じる部分でした。
2年生たちの「答え」は?
(マルガレーテにほっぺをつねられているかのん、かわいいのですが、ここではあまり深掘りはしません。)
冬毬「姉者の笑顔が好きなのです。」
この一言に今までの行動の動機が含まれているように思えました。
冬毬は夏美以外の2年生たちに夢ノートを渡していました。
2年生たち3人は、その中をみて感動していました。
いままで、「失敗」にフォーカスしていた鬼塚姉妹。
しかし、他2年生たちはそれを「挑戦」と捉えていました。
3年生という大きな壁と一緒に向き合ってきた2年生だからこそ、「落ち込んだり」の言葉がすごく重く感じました。
この4人だからこそ、この結論に辿り着けたんじゃないかなと思いました。
ここの部分、めちゃくちゃ好きなんですよね。本当に良かった。
No rain, No rainbow
そして、声をかけたくなるかのんと、それを止める可可、千砂都。
ああー部活の先輩だなーって感じるところでした。
それと一緒に、2年生たちの成長も感じる瞬間でした。
冬毬に伝えるとき
冬毬を呼び出します。
2年生たちが手を取り合いながら、冬毬に伝えます。
もうこのシーンが涙が止まりませんでした。
2年生の絆を感じるシーンでした。
きっとライブでそれを伝えたのだと思いますが、それがめちゃくちゃ良かったです。
最後に
毎回毎回、スパスタはヘビーなお話が多くて、noteに書ききれないですね。
それぐらい、素晴らしいお話がいっぱいだな、と改めて感じました。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。