
スキされる秘訣はこれだ!八百万の神々も納得の大爆笑哲学
「noteで上位表示される方が早いのかなぁ…」
こんな悩みを元に、noteで上位表示されそうなユーモアがあり大爆笑できそうな私的なショートショートを書いて下さい。
以下の悩みを元にしたユーモア満載のショートショートをお楽しみください!
『上位表示されたい男の憂鬱』
ある日の深夜、投稿ボタンを押す手が震えた。タイトルは完璧、「シン人類が目指すべき“note”の道」。内容も自信満々だ。哲学的な考察、少しの認知バイアス、そして八百万の神々のエッセンスを散りばめた名作だ。これで爆発的に拡散され、noteランキング1位は確定……と思っていた。
翌朝、目覚めると通知が「スキ1」。いやいや、こんなはずじゃない。きっとまだ時間が早いんだ、と自分に言い聞かせる。昼休みに再確認。通知は……増えてない。完全な静寂。
その時、背後から謎の声が聞こえた。
「おい、まだ何も分かっちゃいないな。」
振り返ると、そこには謎の中年男性が立っていた。白いシャツにスラックス、足元には草履。そう、現代に現れた侍そのものだった。
「俺はnoteランキングのアルゴリズムの化身、“スキツネ”だ。」
「スキツネ?」と俺は目を丸くした。
「そうだ。お前がどんなに深い哲学を書こうが、読者がスキしない限り、俺はお前の記事を押し上げてやらねぇ。」
俺はたじろいだ。「でも、内容には自信があるんだ!八百万の神々も…」
スキツネはバサッと羽織を脱ぎ、俺の目の前にスマホを突きつけた。「見ろ!ランキング1位の記事だ!」
画面には「猫が踊る動画まとめ」というタイトルが。サムネイルの猫が何とも言えないダンスをしている。
「これが今の読者が求めるものだ。深い考察?哲学?そんなものは後回しだ。まずは心を掴め!」
俺はショックで膝をついた。だが、スキツネはさらに追い討ちをかける。
「タイトルだってダメだ。“シン人類が目指すべきnote”って何だよ?読者が興味を引くのはもっと単純でキャッチーなものだ。たとえば……」
スキツネはスマホで記事タイトルを編集し始めた。そして画面を俺に見せた。
「『スキされる秘訣はこれだ!八百万の神々も納得の大爆笑哲学』」
俺は半信半疑ながらもそのまま変更して投稿した。すると、通知が鳴りやまない。「スキ100」「コメント50」……一夜にしてランキング10位に!
スキツネが微笑む。「さあ、お前の言いたいことをまずは大衆に届けるんだ。笑いを添えてな!」
翌日、俺はスキツネの教えを守り、哲学的な記事を「笑える馬鹿なタイトル」で量産した。そして、ついにnoteランキング1位に輝いた。
だが、そこには誰にも言えない秘密があった。
俺が書いた記事のほとんどは、スキツネが考えたタイトルとオチだったのだ……。
いかがでしょう?少しでも大爆笑していただけたら幸いです!
(HAL2024)
〜原案:SonSin、絵と文:HAL2024(ChatGPT)〜