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第十五回ボドゲ制作会議 議事録(前編)

みなさんこんにちは、レグルスです。

今までとはまったく違う会議となりました。アニマルウィップが逆境に立たされて、もはやワクワクしてきましたね。

私たちはのてさん(@note_bg)(割と長いことノートさんだと思ってました)の企画で集まった学生団体で、2021年春のゲームマーケットに向けてボードゲームを制作しています。活動の様子はYoutubeとnoteで発信中です。
(今回は内容が重いので2時間近いですが、前半15分くらいでも決断までの状況は分かると思います)

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今回の配信で特筆すべきところはなんといってもここ。

今まで作ってきた「星空探査」というボードゲームを諦めることです。

王道エンターテインメントさんの最小ロットであるカード35枚だけで面白いゲームを作ろうという話になりました。

配信内でも言いましたが、背景を説明します。

今回2020年秋のゲームマーケットは大きな問題もなく無事に終わることができました。まずおめでとうございます。今年の春、大阪は中止だったため、1年ぶりのゲームマーケットとなりました。
感染拡大防止のため、時間制で試遊卓も無しという状況でした。(一人当たり消費単価は上がっているようですが)総来場者数が減っています。


具体的にはこちら

2019年秋は
1日目 16,300 人
2日目 13,000 人
合計29,300人
であったことを考えると厳しい現実です。

この状況を踏まえて王道エンターテインメントの担当者様から貴重な現状解説を頂きました。ゲームマーケット参戦何年目かの大手サークルや企業ブースの売り上げは今まで通りであるものの、サークルブースは人通りが少なかったとのことです。そもそも足を運んでもらえない。今まで通り、現地で手売りで買ってもらうということが難しくなったそうです。そして逆に事前の予約数が大切で、固定ファンがいることが大切になったのです。

良いニュースもあって、ボードゲーム業界全体の裾野は広がっています。コロナ禍によって家族と過ごす人が増えたから。またテレビ・Toutuberの影響で今まで興味がなかった層も取り込めているからなど様々な要因が予想されています。
Twitterでよく見かけるようになったダイソーの100円ボードゲームのように簡単に手に取れるゲームも出てきました。

そこで改めて私達の作ってきた「星空探査」を見てみます。
・今までにない星の公転をベースにしたボードなど大量のコンポーネント
・中量級ゲーム
・日本で売れないと言われる「宇宙」テーマのゲーム

何より原価が高く、コンポーネントを減らさなければ販売できるか怪しいレベルです。Youtubeのコメントも頂きましたが、Kickstarter向けのゲームだなぁと私たちも思っています。

そこで箱絵デザインを既に依頼してしまっていることを差し引いて考えてもカードゲームへの転換を決めました。

今回は背景について書いてきました。長くなってしまったので今後については次の記事に書きます。

「3ヶ月以上の努力を一旦置いておく」ことにどう向き合っていくのか。
2021春のゲムマ出展は諦めませんからね!!

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執筆、レグルス


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