5月11日【わんわん感謝の日】愛犬の命日に誓う

2024年5月11日 01:22

11日でわんわん。
5月のわんわん感謝の日です。

そして、今日は以前飼っていた子、エルファの命日でもあります。

愛犬が亡くなった話を書きますので
今は辛いという方は、読まずに閉じてくださって構いません。

さて。

17歳だったエルファ。

相当な長生きですが、
乳がんや鼠径ヘルニアの手術を経ても元気で、
シニア対策といえばベッドへの踏み台を設置したくらい。

散歩で走れるし、大好きな石投げ遊びもねだってくるし、
これは20歳まで生きるね、と
夫や義家族みんな期待していました。

なのにある夜、些細ともいえる私のミスが
事故を招き、亡くしてしまいました。

些細というのは、私が罪悪感を少しでも軽くするために
わざわざ書いているように見えると思います。
確かにそういう気持ちもあります。

でも、本当に、「ミス」と今呼んでいるその行為は、
17年のあいだ何度もやっていたけど、何も起こらなかったもの。

もしその夜にエルファが亡くならなければ、
ミスだという認識も起こらなかったくらい
日常的にやっていたこと。

「自分が殺したのだ」と責める気持ちと

「そんなこと起こるなんて
誰も疑わなかったでしょ」という自己弁護の間で

長く苦しみました。

今もこれからも、その十字架が消え去る事はありません。
今も書きながらエルファを思って泣けてきます。
でも、”苦しみ”の感情からは抜け出せました。

それはまた、きちんと場を整えて
お伝えしたいテーマです。

今日お伝えしたいことは、

「お別れは突然にやってくる可能性がある」

ということ。

どれほど健康に気をつけてあげても
どれほどちゃんとトレーニングをしても

ある日、なんの前触れもなしに来てしまう、
そういった類の別れ。
もしかしたら今夜、それが起こるかもしれない。

ガンジーは
「Live as if you were to die tomorrow（明日死ぬかのように生きよ）」
と言いましたが、

私からは
「明日見送るかのように、今日、ともに生きよ」

あなたの悩む横顔よりも、朗らかな声を、
震えて耐える孤独よりも、人肌の安心を、
正しさによる支配よりも、失敗に差し伸べられた手の優しさを、

一つでも多く持ってワンちゃんが逝けるように。

今のバレリアには、そうでありたいと切に思います。
エルファ7回忌の約束です。

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