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大切な瞳を守るために

最初に衰えを感じたところはどこだろう?
と思い出すと、目だなと思う。

呼びかけても焦点が合わなかったり
何かにぶつかったり、つまずいたり、

行き先を間違えて変なところにいたり、
隙間や角にはまって出れなくなっていたり、

壁伝いに歩くようになったり、
ビクビクするようになったり、

急にびっくりして慌てるようになったり、
慎重になって、いつも食べているものも
これなんですか?と恐る恐る食べることもあった。

せつなかったのは、イスに上着をかけていたら
誰かがそこにいると思ったらしく
服の袖あたりから、おやつをもらおうとパクパクしていた。

水飲み場を探すのも困難になった。

ペットボトルの先にノズルがついているタイプの給水器を
小さい頃から使っていて

目に当たると危ないし、どこでもお水が飲めるように、
深皿タイプに一時切り替えてみたけれど、
逆に全く飲まなくなってしまい断念。

がんこちゃんが発動してしまったので
ノズルの中のゴムパッキンを外して

水が出やすいように、
飲みやすいように変えた。

その分下の受け皿にはすぐにたくさん水が溜まるように
なってしまったけれど、

お水は大事だし、
気に入ったもので安全に飲めるようサポートしている。

人がほとんどの情報を視覚から得ているのに対して
犬は視覚から2割、嗅覚から4割、聴覚から3割の
割合で情報を得ているらしい。

なので、目がほとんど見えていなくても
家の中を見えていた時の感覚や嗅覚、聴覚で過ごしている。

目に当たらないように家具の保護をしたり、
目線にある危ないものは排除している。

不便になっていても、あきらめずに日々過ごしている姿に
感心する。


次回は目の病気についてお話ししようと思います。



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