【依存症関連】依存症回復循環モデル
おはこんにちは あにき です。
ワイ、依存症なんで中間施設入寮経験※あります。
ほんで、脱走しました※。今は1000万リーマン※です。
※次回以降でこのへんはきちんと説明します。
ロクな思い出がないんで、そこんとこ居てて感じた手口をつらつら書きます。
中間施設でもAA系の12ステッププログラムを中心に回復を目指すんですがどうも拡大解釈されているというか、「もう人生諦めろ」感たっぷりなんですよね。各ステップごとにどんな「教え」があるか書きます。
ステップ1:無力を認める
・自己思考の否定
・自己決定に対する否認
・自己憐憫の否定
・自己肯定の否定
・自己顕示の否定
・自己研鑽の否定
・自己学習の否定
これら自己●●に対する徹底的な排除による指向性・嗜好性の矯正
・人生全て失敗してきたことを認める
ステップ2:自分の信じる神の存在容認
・人生の文脈において失敗した人生と認める
・第三の思考、嗜好を信じること
・医療、司法、行政とも異なる形のないものを信じる姿勢
・外側の力を信じる姿勢、思想
ステップ3:自分の信じる神にゆだねる決心をした
・思考を止め人生全てを他者にゆだねる
・与えられたものだけで満足する思想
・与えられたものにゆだねる決心
・キリスト教で言う「狭き門」を通る決心
これらを拒否すると否認の病とされ、議論を挟まない。
自助グループ本来の12ステッププログラムのステップ4以降は
中間施設では行われず、欠点短所の告白や自主決断による
行動様式の変化は起こらず、上記の3ステップを循環する。
これによって「自己による人生の構築を諦める」姿勢に矯正される。
通常健常者が依存症者に期待する身体的、精神的、そして経済的な
自立と回復は妨げられ、施設への依存へと繋げるのがこのプログラムの
目的である。
したがって、施設生活においては全てを捨て行政の援助を受けながら、
無私・禁欲的な生活を行い、無給であるにもかかわらず施設運営に
携わるようになる。
これが、回復施設の一般的な循環モデルである。
行政から個々人へ配布される生活保護費や障碍者年金は全て
施設への依存から施設へ吸収されることとなり、更に利用者の
自立を妨げる。
施設運営に携わらなくても、施設卒業後約1年~2年の通所を通じ利用費を払い続けるのも
上記理由からである。
利用者が支払う施設利用額=生活保護費なのも、循環モデル構築に
不可欠な要素であるし、施設の就労プログラムにおいて実施される内容は
自立生活可能範囲の収入を得られる一般就労ではなく、作業所勤務
週3日、半日程度のアルバイトであることも経済的な自立を行わせない
要因である。
遠回しになったが、結論として入寮者が以下の様な末路を辿る。
・施設を退寮後、数年(入寮約3年、通所1年位)にわたり通所。社会に適応できなくなり永久に生活保護を受ける→一般社会からの自主的隔離
・影響力の強い人間は「生活保護を受けつつ」施設スタッフになる
・退寮後は貧困により再使用をし生活破綻をきたし、施設に戻ってくる
と、もう施設アレルギー全開なんで、タブーと思いつつも書いちゃいました。依存症になっても施設は行っちゃダメダメ。終わっちゃうよ。と
依存症シリーズ第一弾。環境面とか「どんな生活?」とかその辺は徐々に書いていきますねー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?