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『疑心暗鬼』という よくできた言葉
「疑うのをやめないから隠したくなる、本当のことも言いたくなくなる。」
「何が本当のことなのかわからないから、疑うんでしょ。」
何度となく繰り返されてきた、このばかばかしいやりとり。
「疑心暗鬼」とは、本当によくできた言葉だ。
真っ暗な中にいると、嫌に五感が冴えわたってしまうのと同じように
色々なことをキャッチする力が、無駄に高くなってしまう。
信じてもらえない人と、信じることができない人
どちらがつらくて、どちらが悪いんだろう と何度も自問自答した。
この負のループを自分から断ち切ろう、自分が変わろう と何度も言い聞かせた。
この長いトンネルの出口はどこだろう。
わたしは、負のループを断ち切れるほど変わることはできなかった。
でも、この3年でわかったことは、どちらもツライということ。
小さな光を少しずつ集めて、自分の足元を照らしながら前に進むことでしかトンネルは抜け出せない。
そして、鬼退治はやっぱりひとりではできないよ。