すれ違うのは雨の夜だけじゃない
雨の夜
車内待機している
彼のひととのやりとりに想いを馳せている間に
対向車や追い越して行く車で舞いあがる雨水が
シャーッと音を立てては追いやられていく
まるで探偵のようだ
人はなぜ同じ言葉を発しても
ぶつかったり、違った解釈をするのか。
そもそも違って当たり前なのに
同じ言語を使うことで
分かった気になってるんだろうか。
言葉は相手(ひと)がいてはじめて意味をなすのに
口に出した途端に反発することになることもある
伝えること、受けとめること、言葉のみに頼らず
関係性を十分に意識して築いていかないといけない
それがなければ和解も何もないよな。
私が基準でなく、
私の基準ではどうみえているけど
あなたの基準だとどうなの?
両方の基準があっていいと受けとめることからしかはじまらないのに
余計な感情が付け加わるから
言霊を見抜くのは厄介なんだね。
雨に濡れてしまうから駅まで送って行くよ。
世の中、人との関わりが薄れがち、あなたに繋がれて感謝です。