推薦図書: 『感謝脳』
私の大好きな精神科医 樺沢紫苑先生が
感謝研究家の田代政貴さんとタッグを組んで
新書を出しました!
その名も『感謝脳』
「感謝」という言葉を聞いて、
あなたは何を思い浮かべるでしょうか?
何かをしてもらったら「ありがとう」
元気に生きていることに「ありがとう」
「ありがとう」なんて大ヒットドラマも
かつてありましたね(笑)
本書では感謝をすることによって、
心や体に素晴らしい影響が及ばされる事が、
田代さんの膨大な体験談と、
樺沢先生の研究によって
とても詳しく書かれています。
実は私、本書が出版少し前に感謝のすごさを
身をもって体感していたのです。
11月に小学校に教育実習へ行った私。
子どもたちとの最後の授業は...
「ありがとうの気持ちを探して言葉にしよう」
という道徳の授業。
授業では、みんなで輪になって
感謝の気持ちを言いたい人が
ボールを持って一人ずつ発表していきます。
「僕はやっぱり育ててくれた
お父さんとお母さんに感謝したいです。」
「私はいつもゲームで遊んでくれる
◯◯くんと◯◯くんに感謝したいです。」
「僕は夜に働いてくれる人や
朝早くから大変な仕事を
している人たちに感謝したいです。
その人たちのおかげで僕たちの生活は
成り立っていると思うからです。」
1時間の授業でしたが、明らかに
子どもたちの中で何かが動きました。
次の給食の時間には、穏やかな
優しい時間が流れていました。
「ストロー取ってくれてありがとう!」
「先に並んでいいよ!」
「みんなの分ちゃんとあるかな?」
普段は遊びに夢中になる子どもたちが
自分以外のクラスメートを
気にかけていたのです。
感謝とは、意識の中で生まれるものであり、
また、それを育むかどうかも意識次第である。
その時、私はそう感じました。
『感謝脳』にも同じことが書かれています。
アンテナを張って常に感謝をする人は、
自己成長し、健康にもなり、幸福度も
高まっていきます。
あの日の子どもたちの姿に偽りは
ありませんでした。
『感謝脳』がそれを証明してくれたようで
完読と共に教師としても嬉しい思いで
いっぱいになりました。
ありがとう『感謝脳』!