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自然栽培の可能性と考え方

自然栽培について

自然栽培は肥料も農薬もたい肥も除草剤も使わずに

慣行農法に劣らない収量もあるという夢のような農法。

この農法可能性を知り、を最初に広めようとしたのが

「ローマ法王に米を食べさせた男」して有名なスーパー公務員の

高野誠鮮さん。

この本を読んで当時の地方創成大臣の石破さんも飛んできたそうです。

それくらいインパクトがあるのが自然栽培の可能性。

けど肥料農薬除草剤を買わなければならない国でもあるので

超党派で若手の議員も勉強してくれましたが外国の圧力もあって

なかなか進まないというのが現状のようです。

その後唐沢寿明さん主演の「ナポレオンの村」というドラマモデルにもなってます。

利害関係なんて言ってられないほど環境破壊は進んでいますが

私だって本当なんだろうかとこの目で見るまでは信じられない思いでいっぱいでした。

ただ自分で試してますが時間がかかります。

佐伯先生も様々な経験をされています。

佐伯康人先生はお子さん三人が生まれつき障害があり

福祉施設で障害のある方にやりがいのある仕事を探して最終的に農業に行きついたそうです。

農薬を障害がある方が扱うのは危険なので有機栽培をしましたが

最終的に自然栽培にたどり着いたそうです。

https://www.8dori.org/magazine/vol007/

佐伯先生はすでに福祉だけでなく、

現役の農家さんにも自然に優しい農法を知ってもらう為、全国の農学校を回られています。

環境破壊の大きな原因として肥料農薬除草剤があり、それがないと慣行農法はできないと思われているからです。

https://shizen-tai.jp/project/


佐伯康人先生自然栽培農学校授業よりまとめ


「自然」と「栽培」は考え方が真逆の組み合わせ。

栽培するのは「私」で自分と自然を意味する。

自然にも作物にも私にも良いという方法。

私だけが良ければいい・自然だけが良い・作物だけ良ければよい

訳だではないという考え方。三位一体。

自然と私だけよければ作物は良く育たない。

例えば草ぼうぼうの畑に玉ねぎを植えてほっておいたら

玉ねぎは全然大きくならない。

でも自然の力を借りてその環境の中で草を刈って敷いたり

マルチを張ったりして土を裸にしないで

玉ねぎを育てていくと玉ねぎは良く育つ。

一緒に育ていくという気持ちが大切。

同時に自然も壊さないのが自然栽培。

完全に自然によりそう方法も良いし(自然農)

自然栽培という方法もあって

自分が納得する栽培法をやれば良い。

自然のなかで戯れていたければ

福島正信さんの泥団子でいいし、小屋の中で暮らしていける。

そういうやり方もあるし

プロの農家として、奥さん、子供も大学に行かしてやることもできる

自然栽培農家にもなれる方法がある。

都会で小さなプランターで育てていきたい人たちも

自然の中で自給自足したい人たちも

農家にも通用するやり方をを

自由自在にできるのが自然栽培。

なのであれがダメとかこれがダメとかはなく

正解もなく、

どんどん実験して進化していく。

自然を知って最低限のお手伝いをする感覚。

肥料を入れるのではなく、何もいれないことで根ッコの成長を促すような

引き算の考え方。

具体的方法については次回書かせていただきますね。

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